やまぐち未来創生人材育成・定着促進事業
〔 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)〕

YAMAGUCHI FRONTIER LEADER

【開催報告】「山口県PBI(健康増進課)」を実施しました!

 

 平成29年8月28日(月)、31日(木)、9月5日(火)、7日(木)、12日(火)の5日間で、YFL育成プログラムの300番台科目「課題解決型インターンシップ(PBI)」の試行版を、山口県庁(健康増進課)において実施しました。山口大学から6名、山口県立大学から1名、山口学芸大学から1名、行政職の公務員志望だけでなく、医師や栄養士などの専門職を目指す学生、合計8名が参加しました。

 

 本PBIでは、『若い世代が考える~健康づくりに取り組んでもらうための方法の検討及び提案~』をテーマに実施されました。学生たちは、グループワークにおける貢献と課題を解決する企画の提案、そして、社会人として働くことを体験し、自分の将来を考えることを目標に取り組みました。

 

 5日間のプログラムは、

 (1)オリエンテーション、(2)企画案の検討、(3)企画案の作成、(4)プレゼンテーション(プレゼン)の流れで実施されました。

 

  

 

 最終日には、AとBの2班に分かれて、県庁職員を前に企画案をプレゼンしました。

 

 A班は、(1)『朝食改善事業』として、世代別の朝食欠食率や健康意識に関するデータをもとに、大学で実施される「ワンコイン朝食」を自治体としても支援する案を示し、学生の朝食摂取と学生の子供世代にも朝食が習慣化される効果の説明、(2)『健康サポーター養成事業』として、若者を健康サポーターとして養成・認定し、健康事業に参画してもらうことで、若者を中心に県民に向けて取組を発信していくことの2つを組み合わせ、県民の生活習慣病の予防と健康寿命の延長を図ることを提案しました。

 

 B班は、『若者向けのロコモ対策事業』として、若者に急増中のロコモティブシンドローム(運動器症候群)に着目した提案を行いました。第1段階は、無関心層の興味を引くための仕掛けとして中身の見えない不気味な箱である『ロコモボックス』を駅構内や大学、商店街などの至る所に設置し、SNSを活用しての出現予告やボックス利用による拡散を誘導。第2段階として、啓発イベントを通じて関心を持った層に向けて、スポーツ活動などを行うクラブチームの設置、クーポンとして利用できるポイント制度の設置、体に良い食事作りと短時間のトレーニングを組み合わせた料理教室の開催など、ロコモ予防を実践する環境を作る取組を提案しました。

 

   

 

 プレゼンを聴いた県庁職員や学生からは、「学生を対象として公金を使う根拠は?」、「学生として主体的に取り組むことが大切」など質問や感想が挙がり、発表者はときに自信を持って、ときに考え込みながら応じていました。

 

 最後に、PBIを受け入れて頂きました健康増進課の喜多課長から学生に向けて、「エビデンスを提示すること、費用対効果を意識すること、説明責任を果たすことが求められるため、法律の知識や専門性などスキルを身につけることが重要であるとともに、個人としての原点である “ハート”が大事である。」、「鎖につながれた象は、鎖を外されてもその場から動こうとしなくなる。自らに限界をかけず、常に挑戦してほしい。」とメッセージが送られました。 

 

 

 

 PBIの取り組みを振り返った学生からは、「人と話すことで気づかされることが多い」、「グループ内で意見を調整することは難しい」などの感想が挙がりました。

終会後も学生同士や職員を交えた語らいは続き、PBIの余韻と関わった方々の熱量の高さが感じられました。

 

〔本件に関するお問い合わせ先〕

  窓口:COC+事業推進本部(山口大学内)

  担当:木戸、谷村、山崎

  電話:083-933-5478(平日9時から17時まで)

  FAX:083-933-5473

 E-mail:coc-plus@yamaguchi-u.ac.jp