やまぐち未来創生人材育成・定着促進事業
〔 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)〕

YAMAGUCHI FRONTIER LEADER

YFL100番科目「知の広場(キャリアデザイン入門)」でグローカルマインドを養う!

 

 平成29年11月22日(水)・29日(水)の2週にわたり行った、YFL100番科目「知の広場(キャリアデザイン入門)」では、山口県長門市で活躍する起業家・企業家を外部講師としてお招きし、YFLの6つの力の一つである「グローカルマインド」を養う有意義な機会となりました。

 

 まず、11月22日(水)には、長門市向津具半島在住、株式会社 百姓庵代表取締役 井上雄然氏をお招きし、農・食・遊を軸としたライフアーティスト「百姓」として目指してきたことや今後の生き方などについて、学生に熱く語りかけていただきました。国内での稲作経験、オーストラリアでの牧場体験を経て、向津具半島での塩づくり、さらには、空き家を改修した農家民宿などを手がけ、平成29年度(2017年度)からは自ら立ち上げた百姓庵を株式会社化しています。現在、「複合型経営×異業種コラボ」をコンセプトに、若手人材を育成しながら、過疎地である向津具半島から全国に向け、新しい暮らし方やコミュニティづくりを提案しようと意気込んでおられます。井上氏の視点は、東南アジアのライフスタイルを取り入れたグローカルマインド旺盛なもので、受講生も真剣に耳を傾けていました。なお、当日は、井上氏に師事する農業研修生2名が同行し、後半でショートプレゼンテーションを行いました。

 

 

 <株式会社 百姓庵代表取締役 井上雄然氏による講義>

 

 次に、11月29日(水)には、創業130年を迎えるフジミツ株式会社・代表取締役社長 藤田雅史氏をお招きし、伝統的な蒲鉾の作業工法を改良すると共に、販路拡大・海外展開を図りながら、総合商品会社として成長してきた背景や経緯をお話しいただきました。藤田氏は山口大学経済学部出身であり、同会社には山口大学出身者を数多く受け入れており、インターンシップの積極的な支援についても紹介がありました。藤田氏の講義では、大学卒業後の米国・シアトルでの語学留学経験がその後の職業経験に役立っており、幅広い視野をもって柔軟に取り組む姿勢や国際感覚を養うことができたと述べられました。日本の伝統の食文化への愛着と海外経験で養われた国際感覚を兼ね備えたグローカルマインドにより、業務提携による企業拡大、海外戦略にリーダーシップを発揮し、蒲鉾業界では稀有の右肩上がりの成長を生み出している企業経営に、受講生は大きな感銘を受けている様子でした。

 

 

 <フジミツ株式会社・代表取締役社長 藤田雅史氏による講義> 

 

 YFL100番科目「知の広場(キャリアデザイン入門)」では、昨年度(平成28年度)から、やまぐち地域で活躍する方々による特別講義を強化しており、来年度以降、一層の充実を図っていく予定です。