【開催報告】300番台科目(試行版)『テレビ山口株式会社(tys)PBI』を実施しました!
平成30年3月8日(木)、15日(木)、22日(木)の3日間、YFL育成プログラムの300番台科目「課題解決型インターンシップ(PBI)<企業協働課題解決型インターンシップ〔アントレプレナー編〕>」の試行版を、テレビ山口株式会社(以下、tysという。)において実施しました。
本プログラムは、tysから提示された『思わず見たくなるテレビ(番組)とは?』というテーマに対して、tysのスタッフと参加学生が、学生ならではの視点を活かしながら、プランの提案を行いました。
●3日間のプログラムを紹介します!
<1日目>
・事前課題として、tysの自社制作番組「ちぐスマ!」「tysニュースタイム」と同時間帯の他局番組を視聴してレポート
・取材クルーに同行し、報道取材現場を見学
・帰社後、原稿執筆、編集、放送までの一連の流れを見学
・アナウンサーに質問
・社内見学 など
・事前課題として、テレビに対する意識等について、身近な人10名程度にアンケートやインタビューを行い、レポート
・民放テレビ局の現状と社会変化、収益構造、イベントやPR活動など番組以外の取組についての説明
<3日目>
・学生によるレポート発表(※tysスタッフと座談会形式で実施)
山口大学合格発表の現場取材に同行 ニュース原稿を作る取材記者
番組制作の説明を受ける学生 スタジオにて説明を受ける学生
木村智美アナウンサーと語らう学生 番組本番を見学
●テーマ「思わず見たくなるテレビ(番組)とは?」に対する、学生の提案を紹介します!
・流行の音楽やファッション誌の紹介、歩行者や買い物客にインタビューするコーナーの新設。
dデータで番組出演者のファッションアイテムの詳細を番組視聴者がその場で確認できるようにする。
(山口大学 大学院1年 新谷さん)
・若者の視聴者を増やすこと、若者が地域に愛着を持つことを目的として、YouTubeの視聴回数の多い動画を参考に番組放送時間の短縮、
中高生が活躍する番組を休日前夜に放送、tysのマスコットキャラクターを広報活動に活用する。
(山口大学 大学院1年 林さん)
・各世代に見てもらうことを目的として、テレビ局の知名度を上げる観点から、マスコットキャラクターの天気予報への登場、ミニ番組の制作、
大型商業施設内の館内放送やサイネージによる番組宣伝を行う。また、子どものいる世帯向けの番組として、ミニゲームによりポイントを獲得し、
貯めて景品と交換ができる制度を作ることで、継続的な視聴につなげる。
(山口大学 1年 冨田さん)
発表する学生 発表に応じるtysスタッフ
学生の提案を受けたtysのスタッフからは、若者の取り込みについて早急に取りかかりたいとのフィードバックがありました。
PBIを終えた学生からは、「考えさせられるテーマであり、視野が広がった」「これから具体化していく段階でPBIを終えるのがもったいない」との感想が聞かれました。
★課題解決型インターンシップ(PBI)とは・・・
YFL育成プログラム300番台(PBI=Project-Based Internship)科目「地域協働課題解決型インターンシップ」、「企業協働課題解決型インターンシップ」では、通常のインターンシップとは異なり、地域や企業等(フィールド)の抱える課題を学生がその場に出かけていき、ステークホルダーとの意見交換や情報分析を行うと共に、学生自身の持つ専門知識などを活かす課題解決型の実践的インターンシップです。 対象フィールドによって、地域協働課題解決型インターンシップ〔サービスラーニング編〕と企業協働課題解決型インターンシップ〔アントレプレナー編〕を設定しています。
〔本件に関するお問い合わせ先〕
窓口:COC+事業推進本部(山口大学内)
担当:山下(学生キャリア教育コーディネーター)
電話:083-933-5478(平日9時00分から17時00分まで)
FAX:083-933-5473
E-mail:coc-plus@yamaguchi-u.ac.jp