やまぐち未来創生人材育成・定着促進事業
〔 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)〕

YAMAGUCHI FRONTIER LEADER

【開催報告!】YFL100番科目『キャリアデザイン入門(知の広場)』で「やまぐちの歴史・文化、地元企業の魅力」を 学びました!

 

「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の教育プログラムにおける授業の一環として、YFL育成プログラム100番科目

『キャリアデザイン入門(知の広場)』では、今年度前期、地元関連の外部講師を3回にわたりお招きし、「やまぐちの歴史・文化、

地元企業の魅力」を学びました。

 

『キャリアデザイン入門(知の広場)』では、自己の在り方・生き方を考え、卒業後に社会的・職業的自立を図るために必要な基礎的知識と態度を

身につけるとともに、学内外の講師が語るそれぞれの専門領域の社会的位置づけや講師の人間としての生き方を参考にして、自らのキャリアデザインを

考えます。

 

 

 【その(1) 防府天満宮】

 

 5月16日(水)の授業では、防府天満宮・宮司 鈴木 宏明氏を講師としてお招きし、日本三大天満宮の一つである防府天満宮の歴史や

近年の新たな取組について講義をしていただきました。

 

 鈴木氏は、建築家 安藤忠雄氏から「このままだと、神社は忘れられる」という言葉を聞かされて、将来に向けた神社のあり方に強い危機感を

抱きました。いろいろな模索の中で、今日社会における「神社・神・神主」のあり方を考え、「変えてはいけないもの」と「変えてもよいもの、

変えてなくてはいけないもの」を区分けしながら、人が集う場としての神社機能の強化のほか、祭りの新たな命を吹き込む企画を行っていることを

説明されました。

 

 鈴木氏が目指す新しい神社の魅力発信、さらには、防府市を巻き込んだ地域コミュニティの協調性を高めるチャレンジに、受講生は真剣な眼差しで

聴講し、最後には盛大な拍手が大教室内に鳴り響きました。

 

    

 

【その(2) 長州産業 株式会社】

 

6月13日(水)の授業では、山口県若者就職支援センターが実施する「学内企業セミナー」と連携を図り、山口県山陽小野田市に本社を置き、

住宅関連分野から最先端の半導体・エレクトロニクス分野まで幅広い領域をカバーしたメーカーの長州産業株式会社から

総務部次長兼経理課長川原英樹氏を講師としてお招きしました。

 

 川原氏は、本学経済学部の卒業生であり、後輩に当たる受講生に向けて、1年生の早い時期から、多くの情報に触れて、その中から、各人が興味関心の

ある分野を選択していってほしいとエールを投げかけるとともに、山口県の地元企業の魅力を感じてもらい、「山口で働く」ということを一つの選択肢として

持ってほしいと力説されました。

 

 1980年に設立した同社の創業の精神について、動画を交えながら説明があった後、省エネ機器の製造から半導体機器、さらには、太陽光発電システムの

開発への事業展開し、各種メカトロ機器の開発で培ったノウハウを背景に製品の品質向上に努め、理論値限界に近い世界トップクラスの発電効率を誇るなど、

高い技術力に立脚した事業を構築していることの説明がありました。また、将来のエネルギー源として有望視される水素エネルギーについての研究開発に

積極的に取り組んでおり、2017年には本社に隣接する土地に「ソーラー水素パワーステーション」が完成し、ここでは太陽光で発電した電気を用いて

水素を発生させ、生成した水素を液体化し燃料として蓄積していることの説明がありました。受講生は、地域未来牽引企業としての長州産業株式会社の魅力を

感じているようでした。

 

   

              

【その(3) 株式会社 長府製作所】

 

 6月20日(水)の授業では、前週に引き続き、山口県若者就職支援センターが実施する「学内企業セミナー」と連携を図り、山口県下関市に本社を置き、

石油給湯器をはじめ多彩な商品を展開する住宅設備機器総合メーカーの株式会社長府製作所から専務取締役種田清隆氏、総務課長 山下学氏、

情報システム課 市村佳奈子氏を講師としてお招きしました。

 

 種田氏からは、「学生のうちに、自分の能力を活かしどんな仕事がしたいのか、どこで働きたいのか、自分の人生の設計図をつくって頂きたい。

そのために、自分や自分の身の回りのことについて知る必要がある。」と、これから大学で学ぶ心構えを語って頂くとともに、山口県においてものづくりに

取り組む、自社の強みや魅力をご紹介頂きました。

 

 続いて、市村氏からは、具体的な業務の内容をご紹介頂きました。市村氏は、本学経済学部の卒業生でもあり、地元企業で活躍されているキャリアモデル

として、聴講した学生にとっても働き方を具体的にイメージできたのではないかと思います。

 

 山下氏からは、株式会社長府製作所が本社を置く下関市の魅力についてご紹介いただきました。下関市は山口県の西部に位置し、造船や輸送用機械関連産業

が集積しています。CMなどでも有名な角島や幕末期に高杉晋作が挙兵した功山寺といった観光スポットについてもご紹介頂きました。

日本庭園を有する蛍遊苑長府製作所記念館は、地域の方々の憩いの場として無料で入場が可能とのことです。

 

 最後に種田氏より学生に向けて、「一番は真面目であること。そして、勤勉であること。」とエールが送られました。