やまぐち未来創生人材育成・定着促進事業
〔 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)〕

YAMAGUCHI FRONTIER LEADER

ステークホルダー協働型FD・SDワークショップ「やまぐち未来創生人材(YFL)育成について考える」を開催しました!

 

 平成30年9月13日(木)、徳山大学を会場に、ステークホルダー協働型FD・SDワークショップ「やまぐち未来創生人材(YFL)育成に

ついて考える」を開催し、山口県東部地区の高等教育機関関係者を中心に、52名の参加があった。

 

 本FD・SDワークショップは、文部科学省COC+事業で取り組む「やまぐち未来創生人材育成プログラム」(通称:YFL育成プログラム)に

参画する高等教育機関の教職員が集まり、これまでの授業実践・成果を共有し、今後の改善充実を図ることを目的として、授業設計、教育方法、

成績評価、学修成果等に関する授業成果報告会として開催するもので、今年度は、参画する12高等教育機関におけるYFL育成プログラムの一層の

理解浸透を図ることを目的に、山口県東部の徳山大学を会場に開催した。

 

なお、YFL育成プログラムでは、教育内容をより充実したものとするため、「YFL 育成プログラム開発等委員会」と連携し、三つのレベルの

FD(ファカルティ・ディベロップメント)を実施することとしており、三つのレベルのFDとは、レベル1「日常的なFD」、レベル2「授業成果

報告会(FD ワークショップ)」、レベル3「教職員・学生・ステークホルダーによる対話型ワークショップ」を指す。

 

 当日は、岡野 啓介 徳山大学長より開会挨拶の後、第1部【現状報告・事例報告】として山口大学、徳山大学、徳山工業高等専門学校、

大島商船高等専門学校から現状報告・事例報告が行われた。

 

まず、山田 隆裕 COC+事業統括コーディネーターより「YFL育成プログラム及び就職支援マッチングシステムの現状と課題」と題して

現状報告があり、COC+事業4年目に突入し、各高等教育機関の地元企業就職率向上に向けた取組をCOC+事業推進本部として強力に支援したい

との言葉があった。

 

次に、坂本 勲 徳山大学COC事業推進本部副本部長・准教授より「YFL_Tokuyamaの取組紹介と展望」と題して事例報告があり、

地域企業の求める人材像調査に基づくYFL_Tokuyamaマッチングシステムの運用など、YFL育成プログラムを通した学修成果可視化の

取組の進展について説明があった。

 

さらに、天内 和人 徳山工業高等専門学校 副校長・教授より「徳山高専における技術者教育の取組 ~グローバル社会における高専教育~」

と題して事例報告があり、Society5.0で求められる人材像や学びの在り方を踏まえながら、地域ニーズに対応した技術者教育の取組について

説明があった。

 

最後に、岡野内 悟 大島商船高等専門学校 島スクエア起業教育研究センター長・准教授より「大島商船高専におけるYFL育成プログラム」と

題して事例報告があり、大島商船高等専門学校におけるYFL育成プログラムの捉え方や周防大島における起業家育成の取組の現状について説明が

あった。

 

 第2部 ダイアログセッションでは、林 透 山口大学大学教育機構大学教育センター准教授によるファシリテーションのもと、高等教育機関

教職員・学生と事業協働機関(行政・企業など)関係者が混合した7グループにより、「ステークホルダー協働によるYFL育成プログラムと

地元定着」をテーマにグループ対話を行った。

 

まず、第1部の現状報告・事例報告を踏まえ、参加者が抱いている「YFL育成プログラム」「学生の地元定着」への期待をシェアしながら、

アイスブレークを行った。

 

その後、2020年以降のYFL育成プログラムの自立化を見据え、「YFL育成プログラムと学生の地元定着」における

「ステークホルダー」との協働の在り方について、「ステークホルダー・イラストカード」を使用し、高等教育機関とステークホルダー

(事業協働機関)との関係図を描き、見える化するワークを行った。

 

最終的に、ステークホルダーとの協働において、「(1)何をねらいとするのか」「(2)どのように相互支援していくのか」「(3)何を行うのか」を

模造紙に書き出し、全体発表を行った。

 

各グループからは「高等教育機関、自治体、企業が共にアプローチし合うことから始めることが大切」「高等教育機関として地域における

『学びの場づくり』に専念する中で、行政や企業などの「職業人との関わり」を持ち、山口県内の全学生のレベルアップを図ることが大切」

といった意見のほか、初等中等教育段階からの地域教育の充実を通して県内高等教育機関への進学率を高めることを望む声が聞かれた。

 

最後に、田中 和広 山口大学理事・副学長より閉会挨拶があり、今回の議論を踏まえながら、高等教育機関と事業協働機関がお互いを

知り合う努力を怠らず、残すところ2年を切ったCOC+事業では、誰が何をどこまで行うのかを明確化しながら、その取組を進めていきたい

との言葉があった。

 

 今回は、ステークホルダー協働型FD・SDワークショップと銘打ち、従来の教職員中心のFD・SDワークショップとは異なり、山口県内の自治体・

企業関係者が数多く参加したほか、学生も加わり、後半のグループワークでは多様な構成員による意見交換と全体発表が行われ、有意義な機会と

なった。

 

【当日の模様】

 

  

  岡野 啓介 徳山大学長による開会挨拶

 

 

  

  山田 隆裕 COC+事業推進コーディネーターによる現状報告

 

 

  

  坂本 勲 徳山大学COC事業推進本部副部長・准教授による事例報告

 

  

  天内 和人 徳山工業高等専門学校副校長・教授による事例報告

 

  

  岡野内 悟 大島商船高等専門学校 島スクエア起業教育研究センター長・准教授による事例報告

 

   

  第2部 ダイアログセッションでのグループ対話

 

   

  第2部 全体発表