やまぐち未来創生人材育成・定着促進事業
〔 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)〕

YAMAGUCHI FRONTIER LEADER

YFL200番科目「サービスラーニング基礎(ミニ移動大学in仙崎)」“仙崎地区住民からの要望を活かしたプロジェクト型学習・学生提案!”

 

 山口大学では、文部科学省・地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)の一環として、やまぐち未来創生人材育成プログラムを

構築し、2017年度から山口県内でのフィールドスタディ―ズ科目を開講しています。

 

9月28日(金)~30日(日)の3日間、「サービスラーニング基礎(ミニ移動大学in仙崎)」(担当教員:山口大学 林透(大学教育機構)、

山浦晴男(非常勤講師)、鈴木春菜(工学部))が開講され、山口大学人文学部、経済学部、理学部、工学部、農学部の受講生13名のほか、

宇部フロンティア大学の受講生1名を加え、計14名が長門市・仙崎地区をフィールドに学びました。

YFL200番科目では唯一の合宿型授業として開講されました。

 

 長門市・仙崎地区では、昨年度の授業において、「仙崎地区をもっと元気にするためには」をメインテーマに、受講生が仙崎地区のまちあるき、

写真撮影による取材、アイデア提案を行い、当該学生提案を受けて、本年3月・5月に2回の住民交流会を開催し、地区住民自身による今後の

まちづくりに向けた実行計画をまとめていただきました。これらの実績を踏まえ、今年度の授業では、テーマ1「みすゞの土産品づくり」、

テーマ2「四季の食材を重視したメニュー開発」、テーマ3「空き家のリノベーションで“まちづくり”」の3つのテーマを設定し、

3グループに分かれてプロジェクト型学習を行いました。

 

テーマごとに、担当教員のほか、実現に結び付けるための地域関係者(自治体関係者、民間企業関係者、地域おこし協力隊)のパートナーの協力を

仰ぐ形で、学習を進めました。

 

 9月28日(金)には、テーマに沿って、仙崎地区のまち歩き、みすゞ記念館の見学などを行い、合宿先である油谷青少年自然の家において

振り返り学習及び提案検討作業を行いました。

 

9月29日(土)には、センザキッチンや空き家などの追加取材を行い、仙崎公民館において撮影した写真分析などを行い、具体的な提案内容を

絞り込んでいきました。

 

最終日9月30日(日)午前、天候の影響で、一部スケジュールを変更し、油谷青少年自然の家を会場に、学生発表会が行いました。具体的には、

テーマ1「みすゞの土産品づくり」を担当したグループからは15にも及ぶ具体的な商品提案(浴衣のスマホケース、仙崎の日めくりカレンダー、

仙崎ロールなど)がありました。テーマ2「四季の食材を重視したメニュー開発」を担当したグループからは「手軽に食べられる王道のようで

珍しいバーガー」「観光と結び付けたコラボメシ」「ゆずきちを活かしたスイーツ」「ゆずきちをPRするマスコットキャラクター」などの提案

がありました。テーマ3「空き家のリノベーションで“まちづくり”」からは、仙崎地区の空き家マップの作成に始まり、路地裏の隠れ空き家や

モザイクアートの見える空き家の提案などがありました。各発表では、担当教員及び長門市役所職員からフィードバックがあり、実現する価値

のある提案が多く、評価の高いものとなりました。

 

 今回の授業という場づくりを通して、学生が、大学が仙崎地区との関わりを深める機会となりました。今後は、今回のプロジェクト学習に

関わっていただいた関係者へのフィードバックとともに、具体的な実現に向けた検討を進めることとしています。地区住民が自ら考え、

実行に踏み出す支援など、大学が住民主体のまちづくりを支援できる関係づくりに努めていきたいと思います。

 

 

 

合宿1日目 長門市役所・堀課長からの講義

 

 

合宿1日目 地域協力者によるまち歩き

 

 

合宿2日目 合宿先でのアイデア提案資料作成

 

 

合宿3日目 学生発表会


合宿3日目 発表会を終えて、みんなで集合写真