やまぐち未来創生人材育成・定着促進事業
〔 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)〕

YAMAGUCHI FRONTIER LEADER

2018年度第2回COC+事業FD・SDワークショップ「やまぐち未来創生人材(YFL)育成について考える~YFL育成×地元定着(その3)~」を

開催しました! 

 

平成31年3月7日(木)、山口県立大学を会場に、平成30年度第2回目のFD・SDワークショップ「やまぐち未来創生人材(YFL)育成について考える」を

開催し、山口県中央部の高等教育機関関係者を中心に、52名の参加があった。

 

本FD・SDワークショップは、文部科学省COC+事業で取り組む「やまぐち未来創生人材育成プログラム」(通称:YFL育成プログラム)に参画する

高等教育機関の教職員が集まり、これまでの授業実践・成果を共有し、今後の改善充実を図ることを目的として、授業設計、教育方法、成績評価、

学修成果等に関する授業成果報告会として開催するもので、参画する12高等教育機関におけるYFL育成プログラムの一層の理解浸透を図るため、

山口県中央部の山口県立大学を会場に開催した。

 

この1年間をかけて、山口県の西部・東部・中央部において計3回のFD・SDワークショップを開催し、12高等教育機関すべてに関わっていただくこと

ができた。

 

当日は、加登田 惠子 山口県立大学長より開会挨拶の後、第1部【現状報告・事例報告】として山口大学、徳山大学、徳山工業高等専門学校、

大島商船高等専門学校から現状報告・事例報告が行われた。

 

まず、山田 隆裕 COC+事業統括コーディネーターより「COC+事業の歩み・成果と自立化に向けた取組」と題して現状報告があり、事業協働機関に

おける就職状況の向上のほか、COC+事業4年間での成果を紹介したほか、同事業終了後の自立化に向けての方向性について説明や協力依頼があった。

 

次に、人見 英里 山口県立大学高等教育センター長・教授より「山口県立大学におけるYFL育成プログラムの取組紹介」と題して事例報告があり、

PBLの多面的展開として、各学部・学科教育におけるYFL型PBL学習や課外学習プログラム(桜の森アカデミー)などを通しながら、全学的にYFL育成

プログラムの要素を取り入れながら人材育成している現状について説明があった。

 

さらに、尾﨑 敬子 山口芸術短期大学 芸術表現学科 教授より「山口芸術短期大学・山口学芸大学における学生の地元定着を支援する取組紹介」と

題して事例報告があり、学生の意識調査や山口県内就職状況に関するデータを紹介しながら、きめ細かいキャリア教育を行うとともに、独自の就職

ガイドブックを作成するなど、YFL育成プログラムに関連する取組を進めている現状について説明があった。

 

最後に、横山 順一 至誠館大学 ライフデザイン学部 准教授・教務部長より「至誠館大学におけるYFL育成プログラムに関連する取組紹介」と題して

事例報告があり、YFL育成プログラム100番科目に相当する「地域文化Ⅰ」での授業実践を中心に説明があった。

 

第2部 ダイアログセッションでは、林 透 山口大学 大学教育機構 大学教育センター准教授によるファシリテーションのもと、「学生のため、地域

のためのYFL育成プログラムであるために ~学生の学びと成長を見つめてみよう~」をテーマに対話と提案を行うことをねらいとした。

 

高等教育機関教職員・学生と企業関係者が混合した8グループのメンバーは、山口県立大学生4名による学習観・職業観・生活観に関するプレゼンテー

ションを聴きながら、気づいたことをポストイットに書き出すワークを行った。

 

そして、グループメンバーがポストイットに書き出した内容を踏まえながら、「やまぐち地域への若者定着に向けて、学生のために(学生として)何が

必要か、何が出来るか」についてグループでまとめるワークを行い、全体発表を行った。

 

各グループからは「山口県とのつながりを持ってもらうためには、学生の心を揺さぶるようなキッカケを提供し、背中を温かく押して上げることが大切

である」「山口県外(国外を含む)に出る経験をすることで、山口県を客観視することができ、山口県への愛着が増す」「意識の高くない学生にこそ

目を向けるべきであり、例えば、山口県で働く若手の社会人と接触できる場を設けることで、多くの学生の意識づけに有効である」「山口県には魅力

あるものが沢山あるが、それを組み合わせてコーディネートできる人材が必要である」といった意見があり、学生に魅力ある場づくりを提供するほか、

山口県内の活動に終始せずに、県外での活動を交えることで山口県への愛着を育む戦略の必要性が感じられた。

 

最後に、田中 和広 山口大学理事・副学長より閉会挨拶があり、学生の動機や成長する姿を直に見聞きすることで大変気づきの多い機会となった。

 

今回のような対話の機会を大切にしながら、残すところ1年となったCOC+事業において、誰が何をどこまで行うのかを明確化しながら、その取組を

進めていきたいとの言葉があった。

 

【当日の模様】

 

  

 加登田 惠子 山口県立大学長による開会挨拶

 

  

 山田 隆裕 COC+事業推進コーディネーターによる現状報告

 

  

 人見 英里 山口県立大学高等教育センター長・教授による事例報告

 

  

 尾﨑 敬子 山口芸術短期大学芸術表現学科 教授による事例報告

 

  

 横山 順一 至誠館大学ライフデザイン学部 准教授・教務部長による事例報告

 

  

 

  

 第2部 山口県立大学生4名によるプレゼンテーション

 

    

 第2部 ダイアログセッションでのグループ対話

 

   

 第2部 全体発表