山口大学内の「多目的トイレ」の設置場所

 「レディース・アンド・ジェントルメン」から「ハロー・エブリバディ」の時代へー。

 

 平成29年度に実施した岡正朗学長と鍋山祥子副学長(ダイバーシティ推進担当)・室長のダイバーシティの推進に関する対談で、LGBT(性的マイノリティ)の話題から本学における多目的トイレ設置の意義が取り上げられました。学内で「みんなが」、「誰でも」使える多目的トイレの場所をご確認いただけるよう、バリアフリーマップを紹介いたします。

 

 

バリアフリーマップ

 山口大学の各キャンパスのバリアフリーマップは、山口大学施設環境部のページに掲載してあります。多目的トイレやスロープ、エレベーター等の場所を紹介しています。

岡学長と鍋山副学長(ダイバーシティ推進担当)・室長の対談 ※抜粋

実施日:平成30年2月14日(水) 会場:学長室

対談する岡学長と鍋山副学長

岡学長

鍋山副学長(ダイバーシティ推進担当)・室長

 

岡:

 LGBTに対する大学の配慮はあるのかという質問が経営協議会でありました。今や、「レディース・アンド・ジェントルメン」ではなく、「ハロー・エブリバディ」という時代ですよ。僕も大学で挨拶するときには「レディース・アンド・ジェントルメン」をやめたんですけど。

鍋山:

 LGBTについても、昨年度に取り組みました。まずは、学生を含めた教職員の理解促進です。あとは組織ができることといったら、施設整備だと思うんですよ。どうしてもそこは予算の問題が絡んでくるので。

岡:

 トイレとか更衣室とか。

鍋山:

 男性用か女性用かという二種類のトイレしかないんじゃなくて、多目的トイレを備えていれば、これこそダイバーシティです。性的マイノリティ以外の方、子ども連れとか、ハンディキャップを抱えた方でも使える設備を整えるということです。男女共同参画が言われ出した最初の頃に、バックラッシュ(反逆)で、「男も女も一緒にと言うんだったら、トイレも男女一緒にしろということか」などと、よく批判されたんです。性別役割分業がもっとも崩れていて、男女という性別による生き方の違いがあまりない北欧の事例を見ると、スウェーデンなんかでは、本当に男女で分かれていないトイレがあったりするんです。結局、全部個室にしてあるんです。だから、男の人が使っても女の人が使っても、誰が使ってもいいんですよ。何か日本って、まだすごくくだらないところで領域争いをしていると思うんです。究極的には、誰もが使えるようにすることが大事なんです。

岡:

 本学はどうなっているんですかね。

鍋山:

 多目的トイレはちゃんと要所要所にあります。予算のこともあるので、すべてのトイレを多目的にというのは無理ですけど、「ここにあります」とわかるようにする必要があると思います。これについては、近々、ホームページに掲載する予定です

岡:

 インフォメーションを与えることが一番重要ですよね。どこにあるのかを明確にするといいですね。

鍋山:

 LGBTの問題は、近い将来、組織としての対応を明文化する方向にもいくと思います。国の方針としてです。でも、義務としてやるのではなく、山口大学では国や他大学に先行して、理解促進などについての取り組みをしていこうと思います。昨年度おこなったLGBTの理解促進セミナーには、テレビ撮影も入り、地域からの反響も大きかったです。そういう意味で言うと、山口大学は一歩先を行っていると思います。

岡:

 ぜひとも提言していただいて。これもダイバーシティですね。

 

※対談の全文をお読みになりたい方は、平成30年8月発行予定の「ダイバーシティ推進室ニューズレターvol.2」をご覧ください



 

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