時間学国際シンポジウム「体内時計と健康社会」を開催

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12月10日(金)、小串キャンパスの霜仁会館において、本学時間学研究所主催による、時間学国際シンポジウム「体内時計と健康社会」を開催し、研究者や一般の方など130人が参加しました。このシンポジウムは、時間学研究所の設立10周年を記念し、時間学の中核を担う領域である時間生物学に関連する研究成果を広く社会へ還元することを目的に実施しました。
シンポジウムでは、初めに時間学研究所の明石真教授が「ここまでわかった体内時計のしくみ」と題し、これから期待される体内時計の活用方法などについて、自身の研究成果をもとに講演を行いました。引き続き、アメリカ・フロリダ州立大学医学部のチューゴン・リー准教授が「Timing is everything:The secret of the biological clock タイミングがすべて:生物時計のひみつ」、スイス・チューリッヒ大学薬理学・毒性研究所のスティーブン・ブラウン教授が「A cellular approach to studying human daily behavior 細胞学的手法によるヒト行動リズム研究」、労働安全衛生総合研究所の高橋正也上席研究員が「『変な』時間に働く人々の健康を守るために」と題し、それぞれ、マウスを利用した概日時計(約24時間周期の体内時計)の根幹メカニズム研究、概日時計によるヒトの行動メカニズム研究および生活リズムが不規則な交代勤務労働者の健康管理について、講演を行いました。
体内時計に関する最先端の研究についての講演に、質疑応答も活発に行われ、参加者にとって、健康な生活を送るためには、体内時計に対する知識が必要であることを理解する有意義なシンポジウムとなりました。

フロリダ州立大学医学部 リー准教授 チューリッヒ大学薬理学・毒性研究所
ブラウン教授
労働安全衛生総合研究所 高橋上席研究員