廣中平祐先生への時間学研究所名誉所長任命式の開催
掲載日:2011/06/30
6月28日(火)、時間学研究所名誉所長任命式を開催し、理事や時間学研究所の先生方列席のもと、丸本学長から、元山口大学長廣中平祐先生に、名誉所長の称号が授与されました。
廣中先生は、本学学長在任時、「時間」に関する研究者間の交流を図り、新たな学際領域を創造しその成果を社会に還元するため、時間学研究所の設立に尽力されました。このたびの授与は、その功績を称え、また、時間学研究所の今後の在り方の指導助言、国際的研究者への橋渡し役を担っていただくため、時間学研究所名誉所長を任命するものです。
式では、丸本学長から、「11年前に廣中先生が創設されたこの研究所は着実に発展し、今年度の文部科学大臣賞を受賞した。今後も時間学の研究拠点としてますます発展させていきたい」と挨拶がありました。また、廣中先生は、「時間学研究所が学部の垣根を越えた研究の融合に役立つことを期待する」と述べられ、「時間」については、「ビジネスの世界は時間との戦いであるが、一方、大学というものは『老舗』を誇るものだ。また、日本には、昔から時間をかけて物事を大切にする癒しの文化がある。長期的な物事の見方も存在しており、スピードばかりを追求すると弊害が出る場合もある」と2つの種類の時間の価値と融合の重要性について説かれました。
ひき続き行われた時間学研究所の先生方との懇談会で、廣中先生は、「時間学研究所には、欧米の研究所等にも見られるように、『小さく産んで大きく育てる』のモデルケースになってほしい」と今後の期待を語られました。本学では、今後も時間学研究所の新たな研究体制の充実・強化を図り、時間学に関する世界的研究拠点となることを目指していきます。


廣中平祐先生への時間学研究所名誉所長任命式の開催