新型コロナウイルス検査に関する取組について
山口大学大学研究推進機構遺伝子実験施設(宇部市)では、これまで培ってきた遺伝子解析等の研究に関する検体分析のノウハウを生かし、山口県内の中小企業におけるビジネス渡航時に必要とされる新型コロナウイルスPCR検査を8月から開始しました。
当施設は、文部科学省からの補助金等(※)を活用し、さらに、学内の自己財源を充当することにより、ロボット(自動)化による検査効率の強化、感染リスクの軽減を図り、PCR検査数を増加する仕組みを構築しています。また、運用面では、本来の教育研究活動と並行しつつ、医学系研究科保健学専攻の大学院生(臨床検査技師)と協力体制を構築し、PCR検査を実施しています。
10月からは、新たに、公益財団法人山口県予防保健協会との連携により、出張や渡航、その他証明書が必要とされる場合などの無症状の方を対象とする新型コロナウイルスPCR検査を行っております。
山口大学としては、こうした取組を通じて、今後も社会貢献の取組を推進してまいりたいと思います。
◆本検査に関するお申し込み
【山口県予防保健協会】 <WEBページ>新型コロナウイルス検査(自費診療)を個人向けに拡充しました |
※先端研究基盤共用促進事業(コアファシリティ構築支援プログラム)(令和2年度採択)
先端研究設備整備補助事業(研究活動再開等のための研究設備の遠隔化・自動化による環境整備)(令和2年度採択)