YFL育成プログラム「アントレプレナー基礎(周防大島)」で起業プランをプレゼンしました
10月から11月にかけて、「アントレプレナー基礎(周防大島)」(担当教員:教学マネジメント室 林 透 准教授、授業アドバイザー:大野 圭司氏(株式会社ジブンノオト代表取締役))をオンラインにて開講しました。この授業は、2016年度から続く人気科目で、今年度は1年生15名が受講しました。
10月10日(土)は、起業の基礎を学ぶ講義・グループワークを行い、受講生は起業家マインドの重要なポイントを学ぶとともに、収支計画の立て方等を学びました。10月11日(日)は、“起業の島”周防大島の起業家とオンラインで繋ぎ、起業家取材を行いました。養蜂業とカフェを営む「株式会社KASAHARA HONEY」代表取締役社長・笠原 隆史氏、ジェム商品販売とカフェを営む「株式会社 瀬戸内ジャムズガーデン」代表取締役・松嶋 匡史氏から、起業の経緯や現在の経営状況などについて説明を受け、質疑応答を行いました。起業家取材の後、受講生は2社を比較しながら振り返りを行いました。
最終日11月29日(日)は、「My Business Model(起業プラン)大学生プレゼンテーション発表会」と称して、実施しました。各受講生が考案した起業プランを各7分間の制限時間で発表しました。当日は、大島商船高等専門学校 岡野内 悟 准教授、NPO法人・島スクエアプラス 山本 信夫 理事長ほかが同席し、受講生の発表を聴講しました。受講生は各自の興味関心を深掘りし、起業プラン発表に挑みました。そのテーマは多様で、学習カフェ開設、本のコンサルティング、ヘアアレンジ依頼サービス、ストレスフリーな社会のための場づくり、性教育支援など、前年度以上に、多種多様で具体的な発表が目立ちました。発表後には、担当教員からのフィードバックのほか、教員による評価の高かった発表者と学生同士による評価の高かった発表者を全体で称え合いました。受講生からは「起業に対する意識やプラン計画を養えたこと」「学部を超えて、様々な学生の意見・考えを共有できたこと」「モチベーションが上がった」といった感想があり、起業家マインドを培う有意義な機会となりました。なお、起業プラン発表で高い評価を受けた学生には、2021年2月、周防大島にて開催予定『島スクエアフォーラム』での発表機会をいただきました。関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。
「学生の元気と勇気を周防大島に届けます!」