国際総合科学部4年生が「令和2年度PBL実践報告会」で発表を行いました
令和3年2月18日(木)、本学国際総合科学部4年生チームが、山口県立大学を会場として実施された「令和2年度PBL実践報告会」(主催:大学リーグやまぐち)にて発表を行いました。
今年度は、大学リーグやまぐち会員校のうち、6大学の学生チームやPBL協力パートナーによる発表が行われました。各大学の学生たちは、パートナーと共に視点を変えて地域の課題に取り組みながら新たな可能性を見出しており、サブタイトル「地域を元気に!コロナ禍での学生たちの挑戦」どおりの成果を発表していました。
その中で株式会社サーティファイをパートナーとする国際総合科学部4年生チームは、「知財の和を広めようプロジェクト」として、知財についての知識を持つ人の裾野を広げることを目的とした、かんたん・普通・難しいの3種類の判例解説スライド作成に取組んだことについて発表しました。
会場からは、「まさに『知財の山大』を標榜するような発表であり、一般に苦手意識を持つ人が多い著作権判例をわかりやすくまとめてある」といった声があがりました。また、成果物としてのクオリティを評価いただくとともに、「リモート時代の著作権の重要性に関し意識する良い機会となる」とのお言葉もいただきました。
リモートによる最終発表会を終えたばかりの4年生たちでしたが、県内の他大学の学生のプロジェクトに触れることができる良い機会となりました。
実践発表を行う国際総合科学部4年生 判例の教材から(かんたん編)
【プロジェクト型課題解決研究(PBL)】
国際総合科学部では、3年次の後半から4年次にかけて、「プロジェクト型課題解決研究(PBL)」を履修します。この取り組みは、大学と地域社会で学生を「共育」していこうとする理念の上に成り立ち、実社会で多様な主体と連携しつつ課題解決できる実践的な人材を育成することを目的としています。この科目は、3年次までに修得した課題解決能力をより実践的なものにするため、連携する自治体や企業等から提案された実社会に存在する様々な課題にグループで取り組み、解決方法を探求・提案します。