山口大学大学院創成科学研究科 創成科学研究科

本学への寄付

研究科長メッセージ

近年、生成AIやIoT、ロボティクスなどの先端技術は急速に進化し、社会や産業の姿を劇的に変えています。一方、気候変動や自然災害、資源・エネルギー、人口減少といった課題が深刻化しています。こうした時代だからこそ、既成の概念・価値観にとらわれず、新しい知的価値を創造する力、すなわちイノベーションを生み出す力が求められています。

山口大学大学院創成科学研究科は、理学・工学・農学の強みを融合し、国際的に活躍できる高度専門職業人材を育成するために設立されました。2016年の再編統合から10年を超え、研究科は次のステージへ進んでいます。専門知識に加えて技術経営や社会実装の視点を取り入れ、グローバルな視野でイノベーション創出に貢献できる人材の育成を目指しています。

博士前期(修士)課程には理学系2専攻、工学系4専攻、農学系2専攻の計8専攻を設置し、国際連携専攻による共同教育・研究も進めています。各専攻に複数の教育コースを置き、学士課程との接続性を高めた編成と先取り履修制度により、6年一貫で専門性と学際性を伸ばす教育体制を整えています。また、学生自ら研究の企画・遂行、成果発表、質疑応答に取り組むことで研究力を養い、「自ら考え、説明し、議論できる力」を養います。博士前期(修士)課程は理系の標準的なキャリアパスとして定着しています。

博士後期課程では理学系1専攻、工学系3専攻、理学・工学・農学を融合したライフサイエンス系1専攻の計5専攻を設置し、分野横断型の先端研究を推進しています。高度な専門性を備えた博士人材は研究開発や技術戦略の中心的役割を担うことが期待されており、産業界でのニーズは一層高まると見込まれています。

本研究科では、学部教育の違いを越えて学び合えるよう、どの分野でも必要となる基礎知識や技術を身につける研究科共通科目を設けています。研究者としての行動規範や知的財産を学ぶ研究基盤科目、イノベーションの基盤となる知識や方法を学ぶイノベーション教育科目、自分の将来をデザインするために必要な知識や態度を身につけるキャリア教育科目など、社会で役立つ学びを提供しています。

これからの時代を自ら切り拓き、新しい分野に挑戦しようとするみなさんを、私たち教職員は教育・研究・キャリア形成のあらゆる面から力強く支えていきます。みなさんがふと抱いた疑問や小さな発見こそが次のイノベーションを生み出す原動力になります。
ここで学び、“新しい何か”を一緒に創り出していきましょう。

大学院創成科学研究科長
鈴木 素之

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