山口大学大学院創成科学研究科 創成科学研究科

本学への寄付

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韓国・忠北大学一行が来学されました

(令和6年1月31日掲載)

 令和6年1月12日(金)、本学の大学間国際交流協定校である韓国の忠北大学から電気情報工学部情報工学科のキム・ボンジェ准教授、チョン・ヨンソップ准教授、学生18名が工学部との連携教育プログラムのために本学を訪問し、キム准教授及びチョン准教授が谷澤学長を表敬訪問されました。忠北大学校と本学の交流は、1996年に研究者交流からスタートしており、2001年に部局間の国際交流協定が締結され、その後、日本、中国、韓国の3か国での学生交流事業である創成工学デザインサマープログラム(SP!ED)や創成工学デザイン競技会CEDC&ICIARE等で連携を深め、2016年に大学間国際交流協定が締結されております。
 今般実施された連携教育プログラムは、2017年に忠北大学のキム・ミヘ教授が本学のものづくり創成センターの客員教授として招聘され、CPOT-MECITコースを視察したことをきっかけに、同教授と本学創成科学研究科機械工学分野の江鐘偉教授、森田実准教授との間でSP!EDの長期版プログラムが構想され、実現したものです。新型コロナウイルス感染症の拡大で長らく実現に至っていませんでしたが、両大学のものづくり創成演習クラスの学生を対象に試行することとなり、1月12日~13日に同プログラムの集大成として2日間の共同プログラムが実施されることとなりました。
 谷澤学長との懇談においては、連携教育プログラムの概要に触れるとともに、今夏に予定されているSP!EDについて、本学がホストとなることに話題が及びました。谷澤学長からは、1月9日に『The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』が発表した「52 Places to Go in 2024(2024年に行くべき52カ所)」の中で「皆既日食の道」が見られる北米、オリンピックを控えた「パリ」に続き、吉田キャンパスが所在する山口市が3番目に選ばれたことについての紹介があり、魅力溢れる山口市、山口大学を是非再訪してほしいとのお話がありました。
 その後、一行は国立山口徳地青少年自然の家に移動し、日韓混合のグループでフロアカーリングロボット製作が行われ、2日目には製作したロボットによるレースが実施されました。予想を上回る数のフロアカーリングロボットが製作される等、レースは大変盛り上がり、プログラムは盛況のうちに終了しました。
 忠北大学とはこれまでにも研究者間でのジョイント・セミナーや学生交流を行っておりますが、今般新たな学生交流の枠組みを実施したことにより、異なる文化背景や価値観を理解し、国際的な視野を持つ人材の育成が期待されます。

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