山口大学大学院創成科学研究科 創成科学研究科

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韓国・忠北大学との第8回ジョイントセミナーを開催しました

(令和7年8月 21日掲載)

     728日(月)から30日(水)までの日程で、韓国の忠北大学工学部及び電気情報学部の代表団を本学に迎え、ジョイントセミナーを開催しました。

 本学工学部と忠北大学の交流は、2000年頃に始まり、2001年の学部間国際交流協定締結を経て、2016年には大学間国際交流協定へと発展しました。2014年からは毎年ジョイントセミナーを開催しており、共同研究の可能性を模索するとともに、若手教員を中心とした交流の拡大、学生の留学促進を図っています。

 今回の訪問には、忠北大学から工学部のウォン・ジョンフン副学部長と電気情報学部のカン・ムンヒ副学部長をはじめ、キム・ミヘ教授、リー・ハクソン准教授、リム・ボギュ助教、ビョン・アヨン助教が来日されました。本学からは、山田陽一工学部長、鵤心治副学部長、三上真人評議員、宋俊煥国際交流支援室長、国際交流支援室委員等が代表団を迎えました。

 一行は、滞在初日の7月28日(月)午後に谷澤学長を表敬訪問し、懇談を行いました。懇談では、これまでの両大学の連携や今後の展望について話し合われ、双方の革新的な教育プログラムについても議論が交わされました。特に、忠北大学からは、本学の文系DX人材の育成や分野横断型の教育が特徴的な「ひと・まち未来共創学環」の取り組みに高い関心が寄せられ、活発な意見交換が行われました。また、忠北大学からは、韓国国内で導入が進む、入学後に専攻を決定する革新的な学生募集制度について紹介がありました。

 翌29日(火)には、「志」イノベーション道場にてジョイントセミナーが実施され、両大学の研究者が研究発表を行い、活発な質疑応答が交わされました。セミナー後には昼食懇談会やキャンパスツアーが開催され、一層の交流を深めることができました。

 今回のジョイントセミナーは、両大学間の既存の強固な学術交流を再確認するとともに、教職員や学生の交流、共同研究の可能性を探り、互いの革新的な教育プログラムから学ぶ貴重な機会となりました。本学は、忠北大学との継続的な連携を通じて、国際的な学術交流と教育の発展に今後も貢献してまいります。

 

                               

                             

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