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大学院創成科学研究科(工学系)国土・環境デザイン系分野の大中臨助教が応用生態工学会第29回大会にて優秀口頭発表賞を受賞しました

(令和8年10月14日掲載)

 

大学院創成科学研究科(工学系)国土・環境デザイン系分野の大中臨助教が、2026年9月24日~26日に、東京大学弥生キャンパスにて開催された応用生態工学会第29回東京大会において、優秀口頭発表賞を受賞しました。応用生態工学会は、生態学と土木工学が共同して、その境界領域において新たな理論・知識・技術体系を構築し、「人と生物の共存」「生物多様性の保全」「健全な生態系の持続」を達成することを共通の目標として1997年に発足しました。以降、研究発表や議論の場として毎年全国大会が開かれています。
 対象となった発表題目は「画像分析 AI を用いた面的な河床粒度分布推定手法の基礎的検討」です。河床は大小さまざまな土砂粒子で構成されていますが、その粒度分布は河床型によって異なっており、それぞれの環境で河川生物の生息場や産卵場に大きな影響を与えています。また、河床変動や河川粗度にも影響を与えており、治水と環境保全を考える上で必要不可欠な河川特性です。一方で、河床粒度分布調査は多大な労力を要する上、現在の観測手法では点的な情報に留まります。こうした課題に対し、リモートセンシング技術と画像分析AIを組み合わせた面的な粒度分布推定手法が開発されました。
 大中助教は本手法を、佐波川水系に適用し、従来の河床粒度分布調査手法によって得られた粒度分布と比較することで、新しい手法の評価を行い、有用性を提案しました。
 受賞にあたり大中助教は、「身に余る賞をいただき、大変光栄です。本研究は、面的に河床粒度分布を捉えることで、流域の「見える化」を進め、防災と環境保全を両立する河川管理実現の一助になると思っております。課題はございますが、今後も、共著者のみなさまとの連携し、研究をさらに発展させてまいります。」と述べています。
 本学では今後とも活発な研究活動を推進してまいります。




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