このたび本院の能野翔太医師と、造血細胞移植コーディネーターの清水和子看護師の2名が、第48回日本造血・免疫細胞療法学会において表彰されました。
●JSTCT2025若手優秀研究賞
能野 翔太(第三内科)
●HCT Contribution Award 2025
清水 和子( 造血細胞移植コーディネーター/看護師)
能野医師は、『Scientific Reports』に掲載された論文「Significance of kidney and spleen volumes analyzed via three-dimensional computed tomography prior to allogeneic stem cell transplantation(同種造血幹細胞移植前における3次元CTを用いて解析した腎臓及び脾臓容積の意義)」が、優秀な研究であると評価されました。本研究では、これまで不明だった同種造血幹細胞移植前の臓器(腎臓、脾臓、肝臓)の容積と移植後の生存率や移植後合併症との関連性を、3次元コンピュータ断層撮影(3D-CT)を用いて移植前の臓器の容積を測定し、評価しました。その結果、移植前の大きな腎臓と小さな脾臓はそれぞれ予後不良の指標になることを初めて明らかにしました。同種移植前に3D-CTを用いて腎臓・脾臓の容積を測定することは、移植後のリスク予測に有用である可能性があり、さらなる検証が期待されます。
清水看護師は、骨髄バンクドナーコーディネートの経験を活かし、本院で看護師として勤務するかたわら造血細胞移植コーディネーター(HCTC)として、地域の造血幹細胞移植医療に長く貢献した点が評価されました。
※同種造血幹細胞移植:健康なドナー(他人)から提供された造血幹細胞(血液の種)を血液疾患がある患者さんに移植し、血液のシステムを入れ替える治療法

























