山口大学アンケート結果 教員

1.山口大学のここが優れていると思われるところは?

1.教育‥‥31名
2.研究‥‥19名
3.施設・設備‥‥3名
4.環境‥‥23名
5.地域貢献‥‥21名
6.学生・卒業生‥‥12名
7.教職員‥‥8名
8.その他‥‥4名
記入なし‥‥16名

2.それは、具体的には?

・自然に恵まれた立地
・実習、演習で良く指導している
・地域医学への貢献
・あまり排他的でないところ
・良いものは良いと認めるところ
・熱意ある教官、医師が多数在席している
・電子シラバス
・新しい試みを計画実行している点
・最新の研究設備、微生物分野の研究
・熱心な教官が多いと思う
・学生は比較的純粋で真面目
・周囲に変な誤用施設がない
・付属学校園が実践的研究の成果を地元の公立学校園にひろめ、研修の場としても開講しているところ
・環境調査や農業ボランティアなど、インターネットを利用して地域へ開かれている
・心理学研究室に臨床系の教職員を配置したこと
・学生のケアーをしっかり行っている
・街づくりや企業との共同研究等を行っている
・外部資金を得られるような応用研究分野
・優秀で、真剣に学びたい意志を持った学生が来ていること。それを少人数教育で学問的自立まで育て上げている伝統。
・地域と密着した研究、教育活動、生涯学習活動。少人数でFACE to FACEでの教育機会がある。
・生涯教育機会の提供や、地域社会の維持、政策立案などに多少とも貢献している。
・獣医学科にはきわめて優秀な生徒がいます
・記入なし……23

3.山口大学のココが、もの足りないと思われるところは?

1.教育‥‥17名
2.研究‥‥19名
3.施設・設備‥‥43名
4.環境‥‥14名
5.地域貢献‥‥14名
6.学生・卒業生‥‥9名
7.教職員‥‥19名
8.その他‥‥8名
9.記入なし‥‥14名

4.それは、具体的には?

・覇気に乏しい
・地域に目を向けてない
・学生が過ごせるキャンパスがない(宇部)  
・スタッフの人数
・学部一丸となって世界に挑戦しようとする気概が感じられない
・マスコミを利用するなどした自己アピールや社会への啓蒙活動などが少ない
・学生が自主的に学ぶという姿勢をみにつけられない
・実習機器
・福祉施設
・意欲、やる気に欠けている
・次世代を担う医師となるためのやる気に欠ける
・学生、教職員の福利厚生施設
・大学が地域よりも国の方を向いて成果を上げるよう努力している
・教育法に重点を置いて欲しい
・環境設備が整うとさらに成果があがるとおもいます
・研究の成果、学問仮説をもっと付属学校に落として欲しい
・社会的に活躍されている方を教職員として迎えた場合に、その経験や知識を活かした講義を聞きたいし学生にも聞かせたいが、少ない。同時に大学で専門的な研究をしていらっしゃる方の地域での活躍が少ない。
・全体的に古い
・教員採用者が少ない
・現代の問題や現場と結び付いた取り組み
・世界に活躍できる方が少なすぎる
・外部資金を得にくい基礎研究分野
・カリキュラムのスリム化が必要
・雑用が多くて研究教育の時間をもっと確保できれば
・市民、県民が集える会館やセンターがないこと。大学会館を多目的ホールにするなど。文化的豊かさに欠ける。
・単発的で個人の研究であり、集団としての研究になっていない
・卒論研究、修論研究に最も必要な「ゆったりした安全な実験スペース」を取り上げられた。ラウンジ等。

5.山口大学の将来について、チャンスになると思われること(もの)は何ですか?

・地域の問題を地域と共に研究活動を伴うこと
・大学、学部の歴史に基ずく信頼感と学費の相対的な安さ。
・学部の教育と研究と文化的豊かさを結びつける施設づくりによって、学生も教官も刺激され、卒業後も山大に刺激を与えにこれる循環が生まれる。
・小中学校の教育の現実に対応できる研究活動及び教育現場の指導
・学際的な教育学問を発見し、開拓すればユニークな教育・研究体制の確立ができる
・教職員の個性の尊重 
・学生の意欲
・独立行政法人化。今までより自由度の高い運営、業態転換が可能なら
・山口県という地理的位置(アジアに近い)
・地方ゆえの地域貢献と、目新しさを求めるフットワーク
・学部内の各研究室が総合的全人格的な立場から教育を考え取り組んでいく
・新しい研究団体が育ちそうであること
・やる気の起きる雰囲気作り 
・形だけ、表面だけでない意識改革
・付属学校との連携
・付属高校を作る
・団体やその他全国規模の大会や催し物
・起業化 兼業の自由化
・微生物分野の重点化
・自らの頭で考え、自ら学ぶ喜びを見出すカリキュラムを構築し直すこと。入試の募集要項にもそれを明記すること
・独立行政法人化。診療・研究・教育の3者両立のために獅子奮迅している医師(教官)を適正に評価することでモチベーションを高める
・大学院を博士課程まで保有すること
・県内の教育に関すること全てが他者に指導できたり頼られたりするような学部になると良い
・地方大学の存在意義は地域貢献だと考えています。研究面での貢献を活性化する事
・国際的な活動(留学・海外研究)と地域とのつながりを上手く結びつけば、学部にチャンスだと思います。地域の市民に世界への1つの窓口として、そして、外国人に日本を体験させる所になればと・・・。

6.山口大の将来について、脅威(危機)になると思われること(もの)は何ですか?

・やる気のない学生が入学してくること
・向かう方向の見誤り
・交通の便が悪い
・キャンパスの距離
・法人化による予算
・不確定、不安定な世の中で保身に走り、勇気のある改革に挑戦しないこと
・独立行政法人化
・経営面のみとらわれることで大学の本質を忘れてしまうこと
・かつての医専のような職業訓練校になる
・教職員のしらけ気分
・学生数の減少、学部の廃止
・雑用が多すぎること
・資金不足、学生の奪い合い
・いい加減な授業をしている教官。研究しない学者。形式だけにとらわれる事務官
・個性のなさ
・学生・学部教官の怠惰さ
・教職員、学生の非社会的行動
・独立行政法人化による影響
・独立行政法人化の進展と競争市場原理の拡大化
・地域からの孤立
・機械的に人を動かす風潮
 事務屋では教育は成り立たないし、人材も育たない。学生等も同様。
・採用試験合格率の低迷
・独自に存続できるか否か
・学部内の各研究が分化したところで研究を深め、現場での悩みやさまざまな子どもへの支援に役立たない紙面上のものとなること
・目玉に教官が少ないこと。受験生からの人気がないこと。卒業生に会社社長が少ないこと。「他大学がやっているからうちも」的感覚。
・地方ゆえに同じ土俵でやっても埋没するだけ
・地域との連携の薄さ。もっと共同研究の対象として地域とつながるべき
・マナーの低下
・基礎学問の軽視
・経済優先のものの考え方、儲け主義に走り、アカデミズム、文化の質を落とすこと。
・次代を見据え、機敏に対応できない保守性。
・産学公連携
・応用、先端分野にばかり目を奪われ、化学の基礎分野を軽視しがちな風潮。
・学部間の既得権益

7.山口大学のライバル校は、どこだと思いますか?

・広島大学…22  ・山口県立大学…3
・九州大学…2  ・九州工業大学…2
・鳥取大学  ・島根大学
・愛媛大学  ・島根医大学
・京都大学  ・鹿児島大学
・佐賀大学  ・福岡工業大学
・大分大学  ・広島修道大学
・福岡大学  ・西南学院大学
・旧帝大  ・記入なし
・相対的競争には意味がない。絶対的価値基準の確立を

8.あなたの理想の山口大学を教えてください。

・表現力を身に着けた学生をつくり出すこと。
・研究と密着した教育で、地域社会に貢献していく大学。
・学生自身がもう少し創意工夫をして、地域と共に活動する大学。
・地域のシンクタンクとして地域社会の維持、発展に貢献する大学。
・専門性を備えていると同時に、学部間の垣根を超えた研究プロジェクトや共同事業などに積極的に取り組む大学。
・時流に惑わされずに長い目で見て地域と日本社会に必要な人材を育てる大学。
・市民が学びを求めて集い、研究は一流を目指す。教育は成果の公開により地域に貢献し、また社会からの還元を山大に帰する循環が生まれるような大学
・指導力を身に着けた教師を育てる教育学部
・学問研究中心の大学
・華や緑が豊富でアカデミックな大学
・音楽や美術を観賞できる図書館が充実している
・堅実、着実、研究
・広い意味で社会に歓迎される基礎学力を持つ学生を養成する学部
・総合的学問を有し、特定的な分野で優れる山口大学でありたい
・一体となって新しい方向へ進む姿
・東京ではなくアジアに顔を向けている山口大学
・やる気のある一流教授が複数存在する学部、大学。やる気のある若者が集まる学部、大学。
・教育学部:伝統的な教育から現在現代を捉えた上での子供たちへの支援教育 について考え実践教育を行うこと
・大学の研究が現場に基づいたものであること
・県の中心的活動がすぐ展開されるようなセンターでありたい
・地域に貢献できる大学
・地域の教育現場で学生を活かす
・学生への教育、生活指導に厳しさのある大学
・情熱あふれる大学
・学生の良さが地域の中で認められる学部
・学生が自ら学ぶ喜びを見いだせるよう教官が手助けする大学にすること
・明治維新の頃のような、熱意を持った教官と志の高い学生とが、前衛的とも云える業績を作っていくような活動性の高い大学
・オクスフォード大のような大学
 堅実的だが落ち着けるような学生生活が過ごせるような大学
・機能的 小回りの利く巨人
・自由な生き生きとした大学
・学部を超えた横の連携が教育・研究等の面で自由にできる
・何か一本大学の自信となる柱があること