2021年6月に、愛媛県の北宇和高校馬術部の馬“ストラディヴァリ”の眼にできた腫瘍の摘出手術を動物医療センターで実施しました。
近隣で当該手術ができる施設は当センターしかなく、体調不良の状態での長距離移動も心配されましたが、手術は無事成功し、現在では騎乗できるまでに回復をしたそうです。
手術を担当した西助教と田浦教授(現在は教授(特命))には、馬術部員からの写真付きの報告や、感謝の色紙が送られ、また8月の愛媛新聞にこのことについての記事が掲載されました。
主治医の田浦教授(特命)より、「馬の眼にできた腫瘍の手術は全国的にもあまり前例がなく、また症状も悪化した状態での手術だったため、細心の注意を払って施術をしました。無事に回復しているようで、大変うれしいです。部員の方の愛情も良く伝わり、ヴァリさん(ストラディヴァリの愛称)も喜んでいると思います。」とのコメントをいただきました。