One Welfare国際研究センターにおける「人・動物・環境をつなぐワンウェルフェア共創プロジェクト」の一環として, 12月21日(土)に岩国市の県立高森高等学校・高森みどり中学校の生徒とその保護者の約20名の方を対象に,「ソーセージを作って食肉検査をしよう!」を開催しました。
このイベントは,令和6年3月29日に,本学部,岩国市及び玖西食肉加工事業協同組合の三者で締結した連携協力に関する覚書に基づき,岩国市内の中高生に対して,将来の選択肢のひとつとしての獣医師,畜産業への理解・興味の醸成のため開催したものです。
冒頭,度会学部長から,本学部の紹介・獣医師の役割・仕事について説明があり,続いて,公衆衛生学講座・渡邉准教授から,ソーセージ作りの工程と発色剤の重要性等に説明があった後,早速,作業に取り掛かりました。 ミンチ肉を腸詰めにする作業では少々手を焼いていましたが,出来上がったソーセージはとてもおいしかったようで,おかわりが続きました。
午後からは,食肉検査を行い,安全キャビネットで寒天培地に生肉とソーセージの原液を塗る作業は,貴重な経験となりました。検査結果は翌週に判明し,加熱処理がいかに重要であるかを改めて認識するものとなりました。
最後に,参加者と本学部学生との懇談が行われ,入試のことや学生生活等活発なやり取りがなされ,予定時間をオーバーするほどでした。
本学部は,今後もOne Welfare国際研究センターを中心として, 地域課題への取り組みを積極的に進めていきます。
■食肉検査の結果(pdf)
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