One Welfare教育研究センター|山口大学 共同獣医学部

『One Welfare教育研究センター』※2023年度~


 ワンヘルス(one health)という概念が定着し、人間と動物の健康は連動していることが広く知られています。近年、このワンヘルスという考え方がさらに進化を遂げ、ワンウェルフェア(one welfare)という考え方が提唱され始めています。健康だけではなく生活の質や心身のウェルビーイング(幸福感)は人と動物ともに大切なことであり、それ自体も連動しているという概念です。健康は一つと同時に福祉も一つであると考えられます。

 山口大学共同獣医学部ではワンヘルス研究を推進するため、医学と獣医学が連携し人獣共通感染症および食品・環境由来感染症の研究を行ってきました。これらをさらに発展させるため、ワンウェルフェアの概念を取り入れ、地域社会と連携しホース・アシステッドセラピー等の動物介在活動、データサイエンスに関する研究部門を設置し、新たな手法・視点によるワンウェルフェア研究を全国に先駆けて推進します。


One Welfare教育研究センターのミッション

  1. データサイエンスを取り入れたワンウェルフェア教育研究の推進

  2. 世界展開力強化事業と連携しアフリカを中心とした世界各国から研修生を受け入れ、各種研修プログラムの提供

  3. 動物介在活動による地域社会との連携とワンウェルフェアの普及啓発

News

 
2024/5/1セミナー
5/29(水)16時00分より、獣医学研究科棟4F 大講義室にて、大谷 祐紀 先生(北海道大学One Healthリサーチセンター)による第7回 OneWelfare教育研究センターセミナーが開催されます。
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2024/4/5NEWS
2024年3月29日に、岩国市、玖西食肉加工事業協同組合と連携協力に関する覚書を締結しました。

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