小児・周産期地域医療学講座
小児・周産期地域医療学講座
| 教授名 | 高橋 一雅 |
| 居室 | 臨床研究棟6階 |
| TEL | 0836-22-2258(小児科学講座、平日9時~16時対応) |
| FAX | 0836-22-2257 |
| p-sama@yamaguchi-u.ac.jp |
講座の紹介
山口大学医学部 小児・周産期地域医療学講座は、岩国市との社会連携講座として、令和7(2025)年4月1日に設置されました。本講座は、岩国市に寄せられた「ふるさと納税」を財源として運営されます。大学と市が手を取り合うことで、お子さんや妊産婦さんが将来にわたって安心して地域医療を受けられる仕組みづくりに取り組んでまいります。医療体制の充実はもちろん、地域医療を支える人材育成や地方創生の推進に寄与することも、私たちの大きな目的です。
【設置背景】
現在、岩国市内の小児救急および周産期医療の現場では、医師の高齢化や若手医師の確保が喫緊の課題となっています。特に深夜帯における救急受診への対応は、医療従事者の大きな負担となっており、持続可能な医療体制の構築が急務です。
【活動内容】
① 診療支援と地域医療の再生
• 岩国医療センターでの診療:小児科・NICU(新生児集中治療室)における専門的な診療支援を行います。
• 美和病院での外来開設:2026年度より岩国市立美和病院にて月1回の小児科外来をスタートしました。地域の医療ニーズに応え、診療体制の再構築を図ります。
② 実践的な研究と地域への還元
• オンライン診療の評価:岩国市が実施する「来院型オンライン小児科診療(木・日夜間)」の運用実績と安全性について医学的調査を行い、学会や論文で発表します。
• 市民相談会の開催:こどもの健康に関する「市民相談会」を定期的に開催し、保護者の皆様の不安や疑問に直接お応えします。対話を通じて、健やかな育ちをサポートします。
• 小児救急の啓発:学校・保育所などでの小児救急講習を実施し、いざという時の対応力向上と、救急医療の適正な利用について理解を深めていただく活動を行います。
③ 次世代を担う人材育成
• 医学生、研修医、小児科専攻医への教育活動に加え、地元の高等学校等への出張講義を行い、将来の地域医療を支える人材を育みます。
【期待される効果】
• 小児患者の適正受診の推進
• 医療従事者の負担軽減
• 小児・周産期医療の安定的かつ持続可能な運営
【講座設置期間】 令和7(2025)年4月1日 ~ 令和12(2030)年3月31日(5年間)

