山口大学農学部 農学部

本学への寄付

「月刊農学部長」第46号(2022年5月)

「月刊農学部長」第46号(2022年5月)

4月 Withコロナと山口大学の自慢

 3回目のwithコロナの新学期がスタートしました。さすがに教職員も学生も慣れたもので、共通教育では最初の1週間は遠隔講義がメインとなったにもかかわらず、大きな混乱もなく授業がスタートしました。その後は通常の授業が展開され、すでに半月が過ぎようとしています。4月23日(土)と24日(日)には、新入生歓迎フェスティバルが開催されました。芝桜が見ごろになっている1番教室の横の広場では、サークル紹介のステージ企画が行われました(写真上)。また、各サークルのブースも共通教育棟と教育学部の間のスペースにオープンし、新入部員を熱心に勧誘していました(写真下)。まだまだ人数制限等はありますが、学生さんの笑顔溢れるキャンパスが少しずつ戻ってきている感じがします。もう少しの辛抱と信じて、皆さん頑張りましょう。

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さて、先週予告した新シリーズの第1回目です。

山口大学の自慢(その1)~字画が日本一少ない~

 30年以上前に山口大学に赴任した時に最初に感じたのは、「字画が少なくて楽でいいなー」ということでした。当時は、書類はすべて手書きでしたので、字が下手な私は、字画が多い漢字を面倒だと感じていました。その点、山口は6画しかなく、当時調べてみたところ、私立大学を含む日本の全大学で最少でした。他に一桁画数は大分大学(7画)と日本大学(9画)の2校だったと記憶しています。つまり、山口大学は圧倒的に字画が少ない大学なのです。「それがどうした」と言われそうですが、実は結構メリットがありました。

 今から25年以上前に広島県で開催されていた全国規模の駅伝に、山口大学陸上競技部の学生を連れて参加していました。その時、沿道の子供やお年寄りの「山口大学」に対する応援がやたらと多いことに気付ました。いっしょに走っていた、地元の「広島〇〇大学」や関東の強豪校「日本〇〇大学」よりも声援が多いのです。考えてみると、山・口・大・学の4文字はすべて小学校1年生で習う漢字です。さらに、走者のユニフォームが揺れて胸の文字が読みにくいのですが、山口大学はシンプルで遠くからでも一目瞭然、お年寄りにも読みやすいという長所を感じました。最近の大学名や学部名称はカタカナが入ったり、やたら長かったりしますが、スッキリとした大学名、学部名は山大のいいところだと思います。些細な事ですが、実利のあるりっぱな日本一だと思っています。

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