月刊農学部長 第80号
春の開花2
今回も、合併号となってしまいました。キャンパス内の花の写真を、たくさん撮っていたのですが、記事にするタイミングを逸してしまいました。写真の「旬度」も下がってしまって、反省しきりです。
今年の春は、例年より花がきれいだった気がします。前回も触れたように、モクレンは長く咲き続けていました。農学部棟の南側と北側にモクレンがあるのですが、前回紹介したモクレンは、南側のものです。北側のものは、おそらく、日射量が少なく気温も少し低い環境のせいで1週間程度開花が遅く、今年はちょうど桜の時期と重なりました。なお、この北側のモクレン、生育環境の違いからか花の大きさも南側に比べて小さい気がします。
北側のモクレン
また、今年は桜もきれいでした。
大学構内の桜(ソメイヨシノ)ですが、満開になった初めは、『あれ、桜ってこんなに白かったかな?』と思っていましたが、次第に色が変化し、最後には桜色(ピンク色)になりました。写真だと違いが判り難いですが、今年は色の変化も楽しめました。
3月31日撮影
4月9日撮影
桜がピンクにみえるのは、花弁の基部や萼(がく)に色素(アントシアニン)が蓄積するからのようですが、花弁自体も薄くピンク色に染まっているように見えました。4月上旬は、天気が荒れた日が少なく、長く咲いていたため、じっくり色の変化を感じることができました。
3月30日撮影 4月9日撮影
そのほか、キャンパス内や山口で撮影した花を紹介しておきます。
4月 農学部棟裏 生物資源環境科学科花壇(チューリップ)
4月食堂「きらら」横(八重桜)
4月食堂「きらら」横(菜の花)
4月共育の丘(ミツバツツジ)
4月正門東側ビオトープ付近(いろいろな種類の桜)
4月附属農場(タンポポ)
ここからは、学外です。
イチリンソウ(5月大正洞(山口県美祢市)入り口付近)
ニリンソウ(5月大正洞(山口県美祢市)入り口付近)
山口宇部空港のバラ(5月)
最後に、本来、4月に紹介すべきでしたが、今年も新入生を迎えました。以下は、新入生オリエンテーションの様子です。
2か月たったいま、大学にも慣れてきたころではないでしょうか。そろそろ初めての試験(前期前半クオーターの試験)の時期です。みなさん頑張りましょう。