高校生対象のオープンセミナー2025を開催しました
農学部では、夏の時期にオープンセミナーを開催しています。このイベントは、高校で学習する生物と化学の基礎知識から出発し、農学部の専門的領域に足を踏み入れる高大接続授業の一環として実施しています。
今年は8月22日(金)に本学部生物資源環境科学科の柳由貴子准教授による「植物養分を保持する土壌の力~イオン交換とコロイド粒子~」と題して実施しました。
今回のセミナーでは、イオン交換やコロイド粒子について解説した後に、実際に土壌中に保持されている植物の養分や土壌コロイド粒子を測定し、それらを通して土壌のイオン交換能力について学習しました。
受講生からは、「土によって含まれる養分の量や性質が異なっていて、それぞれがその土地の畑作などに大きく関わっている点が興味深かった」、「いろいろな機械や道具に触れることができ楽しかった」といった感想が寄せられ、盛況のうちに終了しました。