「中山間地農業の問題を解決するスマート技術」を授業で
生物資源環境科学科3年生のデジタルファーミング演習では、(株)トラックファームの神尾辰雄先生を招へいし、 中山間地農業の問題を解決するスマート技術について考える機会を設けました 。この授業は、山口県農林総合技術センターと共同で進める人材育成の一環として、山口県立農業大学校土地利用学科の学生や同校社会人研修生と合同で行いました。神尾先生に、トラックファームで展開しているスマート技術活用を解説いただいた後、学生たちには「中山間地域の生産者で管理面積が急激に増えた場合、どのような問題が生じそうか。その解決のために、どのようなスマート技術が有効か」という課題について意見交換してもらいました。ポストイットには、学生それぞれが見つけた問題や解決方法が書かれています。
この課題を通じて、今の農業のどこに問題点があるのか、その解決方法としてスマート技術がどのような形で役立つのかを考えてもらいました。各グループの検討結果について、神尾先生や農業大学校の先生からも助言や意見があり大変盛り上がりました。