山口大学農学部 農学部

本学への寄付

月刊農学部長 第86号

新しい施設と吉田遺跡

現在、農学部附属農場では、古くなったガラス温室や収納舎などの施設の建て替えを予定しており、その準備を進めています。農学部のある吉田キャンパス(山口市平川地区)は、旧石器時代から江戸時代にわたる全時代の埋蔵文化財を包蔵する「吉田遺跡」の中に立地しているため、建物を建てる際は、埋蔵文化財調査が必要になります。山口大学埋蔵文化財資料館HP(ニュース「吉田遺跡の古代官衙」)によると、「半世紀以上に及ぶキャンパス内での発掘調査により、遺跡の各時代の性格などが明らかとなっていますが、中でも奈良時代から平安時代にかけて、官衙(かんが:役所のこと)が存在したことが大きな特徴として挙げられます」とのことです。

 

山口大学埋蔵文化財資料館HPへのリンク

https://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~yuam-w/Shiryoukan.home/

調査の様子(2月末)

 

今回も予備調査で遺物が出てきたため、本調査が行われました。先日、これがやっと終わり、新しい栽培施設の建築が始まります。この施設(未来型食料生産研究施設)では、フィルム温室に加え、閉鎖温室や昆虫工場なども併設する予定です。完成が近づいてきたら、詳細をご紹介したいと思います。

 

さて、キャンパスの様子ですが、2月中後半から、日中、暖かくなる日が増えてきて、梅や早咲きの桜が開花しました。以下は、附属農場の2月末の様子です。

昨年から紹介している、学部長室のすぐ下にあるモクレンですが、先日、面白いことに気づきました。明らかに、建物に近い方が早く咲き始めています。農学部棟の南側には複数のモクレンの樹が植えられていますが、学部長室から離れた場所では、道路側と建物側で開花の程度に差はありません。差があるのは、学部長室の前の樹だけです。実は、そこだけ建物からバルコニーが飛び出ており、モクレンと壁の距離が近くなっているのです。バルコニーの壁の影響で、反射光や壁からの熱放射が多くなり、建物近くの方が暖かくなっているのかもしれません。温度や光強度等を測定したら、また、報告します。

2月末の様子

3月8日ごろ

2月末ごろ

前回、雪景色をお見せした瑠璃光寺の五重塔周辺は、すっかり、春らしい装いになっています。以下は2月の終わりの状態です。

山口では、このところ、日によって暖かい日と寒い日が交互にやってきています。また、日中の寒暖差がかなり大きいです。みなさん、体調を崩さないよう気をつけて過ごしてください。

 

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