教員紹介

Faculty introduction

背景には黒板やスクリーンがあり、実用的な内容の講義が行われている雰囲気

経済学科

教授

石川 剛生

ISIKAWA Takeo

経済学科

私は実務家教員で、民間企業6年、青年海外協力隊2年、国際協力機構24年と、社会人の大半の期間をいわゆる開発途上国、特に中南米に対する国際協力に携わってきました。その経験を踏まえて、国際協力が目指してい…

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教授

石川 剛生

ISIKAWA Takeo

経済学科


担当科目:
国際協力

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1.こんな研究やってます!

私は実務家教員で、民間企業6年、青年海外協力隊2年、国際協力機構24年と、社会人の大半の期間をいわゆる開発途上国、特に中南米に対する国際協力に携わってきました。その経験を踏まえて、国際協力が目指している望ましい状態とはどのようなものか、どうすればそれに近づけるのか、について初心に帰って考えています。

2.教育で心がけていることは?

国際開発協力は、「貧しくて大変な途上国の状況の改善に対して協力する」という遠いところの話ではありません。どうすれば「(途上国が)望ましい状態に近づけるのか」を考えることは、日本の30年間の停滞(没落)はなぜ生じたのか、どうしたら脱却できるのか、を問うことと同じです。国際開発協力論を通じて、世界の中での日本についても問いを深めてもらうことを願っています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 変化するフェアトレード、その質と日本での可能性について
  • スポーツと開発援助
教授

木部 和昭

KIBE Kazuaki

経済学科

私は経済学部で日本経済史を担当しています。本来の専攻は日本史で、特に日本近世史・近代史を研究しています。近世というのは江戸時代、近代は明治・大正・昭和戦前期で、この時代の経済の歴史が専門です。中でも、…

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教授

木部 和昭

KIBE Kazuaki

経済学科


担当科目:
日本経済史

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1.こんな研究やってます!

私は経済学部で日本経済史を担当しています。本来の専攻は日本史で、特に日本近世史・近代史を研究しています。近世というのは江戸時代、近代は明治・大正・昭和戦前期で、この時代の経済の歴史が専門です。中でも、海と関わりながら暮らしてきた日本人の営みを明らかにする海運史や漁業史の研究に取り組んでいます。

2.教育で心がけていることは?

日本経済史の授業では、明治時代から大正・昭和戦前期の日本における資本主義社会の成立とその展開過程について取り上げています。また、学生の身近な地域の経済史についても探求させることで、日本全体の経済史では見えてこない地域の個性を発見し、地域に対する理解を深めてもらうよう取り組んでいます。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 下関におけるふぐ食文化の歴史とブランド化成功の要因
  • 北九州工業地帯における機械工業と安川電機
教授

古賀 大介

KOGA Daisuke

経済学科

スマホをはじめ生活に欠かせないほぼ全てのモノは工場で作られ、私たちはそれを買って生活しています。この資本主義・工業社会システムは約200年前のイギリスから世界中に広がり、その影響は社会生活・制度全体に…

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教授

古賀 大介

KOGA Daisuke

経済学科


担当科目:
西洋経済史総論・各論

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1.こんな研究やってます!

スマホをはじめ生活に欠かせないほぼ全てのモノは工場で作られ、私たちはそれを買って生活しています。この資本主義・工業社会システムは約200年前のイギリスから世界中に広がり、その影響は社会生活・制度全体に及びます。皆さんが朝ごはんを食べ、決まった時間に学校や会社に行くようになったことはその一例です。私の研究はその発展と密接に結びついた銀行に注目し、歴史的な分析を通じて経済社会の本質と未来を考えることです。

2.教育で心がけていることは?

歴史的にみると一生の間にも社会は激動しています。ゼミでは、そうした社会の本質(変化のパターンや特徴)や未来を見通す力を養い、皆さん1人1人が、自分が納得いく人生が歩めるように、単なる就活指導に留まらないキャリア教育に力をいれています。多くのゼミ生は、日本の有名企業に入り、その後グローバルに活躍する人を含めさまざまな人生を歩んでいます。ゼミのこれまでの就職実績は、おそらく山口大学でトップクラスです。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 多くのゼミ生の卒論のテーマは就職することが決まった業界や企業の問題点や可能性を展望するものです。
  • 例えばIT通信業界(NTT西日本)、鉄道業界(JR西日本)、電機業界(ソニー、パナソニック)、インフラ業界(清水建設)、金融業界(三菱UFJ銀行)などです。
教授

陳 建平

CHEN Jianping

経済学科

中国経済のなかで、特に地域経済の発展と産業政策の分野に関心を持っています。最近では、「一帯一路」や「中国製造2025」など、中国が特に力を入れている分野に注意深く観察しています。

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教授

陳 建平

CHEN Jianping

経済学科


担当科目:
中国経済論
中国経済事情

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1.こんな研究やってます!

中国経済のなかで、特に地域経済の発展と産業政策の分野に関心を持っています。最近では、「一帯一路」や「中国製造2025」など、中国が特に力を入れている分野に注意深く観察しています。

2.教育で心がけていることは?

専門的な知識はもちろんのこと、社会に出る前に、最低限必要な能力を身に着けられるよう指導します。それと自主性を持った学生を送り出すことに力を入れています。

教授

角田 由佳

TSUNODA Yuka

経済学科

私の専門は、医療経済学です。医療や看護は、どのようなサービスを買ったらよいか、消費者自身ではなく、生産者側(医師や看護師など)がよく知っているという、特殊な性質を持っています。このような特殊性のある医…

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教授

角田 由佳

TSUNODA Yuka

経済学科


担当科目:
医療福祉経済論
医療福祉事情と経済
※本年度は大学院東アジア研究科専任教員

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1.こんな研究やってます!

私の専門は、医療経済学です。医療や看護は、どのようなサービスを買ったらよいか、消費者自身ではなく、生産者側(医師や看護師など)がよく知っているという、特殊な性質を持っています。このような特殊性のある医療や看護サービスについて、医療保障制度の改定など、どうすればよりよく消費者の元に届くのか、研究しています。

2.教育で心がけていることは?

若い学生の皆さんには、医療や看護の問題が身近ではないかもしれません。そのため、私の講義では、医療経済学の基礎を学ぶだけでなく、関連する新聞記事や動画を紹介したり、現場のマネジメント等に携わる方たちの講演を聞く機会を設けています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 障碍者の雇用の現状と課題
  • 少子化対策とワーク・ライフ・バランス
教授

寺地 伸二

TERAJI Shinji

経済学科

行動経済学と制度の経済学を研究しています。経済学と聞くと、お金の学問と思われるかもしれませんが、私の研究は社会における「人間」にあります。認知科学の知見を取り入れ、経済行動は社会規範や文化、倫理によっ…

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教授

寺地 伸二

TERAJI Shinji

経済学科


担当科目:
ミクロ経済学

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1.こんな研究やってます!

行動経済学と制度の経済学を研究しています。経済学と聞くと、お金の学問と思われるかもしれませんが、私の研究は社会における「人間」にあります。認知科学の知見を取り入れ、経済行動は社会規範や文化、倫理によっても左右されるという立場から、経済学をより人間的で現実に即したものにする試みです。私の研究書Behavioral Public Economicsは、イギリスの出版社ラウトレッジから出ています。

2.教育で心がけていることは?

「多くの社会問題はなぜ生じるのか」を議論する際には、経済学の知識が必要になります。ミクロ経済学Iでは、市場の働きを学ぶと同時に、公害問題のように市場がなぜ機能しないのかについても考えます。ミクロ経済学IIでは、ゲーム理論を学びます。他人の行動を予想しながら、自分の行動を選択する戦略的思考を身につけます。資源の乱獲問題などへのゲーム理論の応用も取り上げます。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 「きのこの山」と「たけのこの里」~経済学からみた比較分析~
  • 行動バイアスから見る資産形成
教授

鍋山 祥子

NABEYAMA Shoko

経済学科

高齢者ケアを中心に、ケアが必要な人とケアをする人の両方が犠牲にならないケアのしくみを研究しています。ジェンダー、地域、identity、家族、仕事とケアの両立など、現代社会の課題を読み解き、みんながw…

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教授

鍋山 祥子

NABEYAMA Shoko

経済学科


担当科目:
地域福祉社会学
ジェンダー論

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1.こんな研究やってます!

高齢者ケアを中心に、ケアが必要な人とケアをする人の両方が犠牲にならないケアのしくみを研究しています。ジェンダー、地域、identity、家族、仕事とケアの両立など、現代社会の課題を読み解き、みんながwell-beingな暮らしをするために必要な条件を追究しています。特に遠距離介護や持続可能な地方都市のあり方をテーマに研究をしていて、学生さんと協働して地域活性化活動などにも力を入れています。

2.教育で心がけていることは?

「あらゆることは研究につながっている」ことを実感してもらえるような授業を心がけています。「なぜ?」「どうして?」という疑問がみなさんの頭に浮かべば、後は、いくらでも自分で調べられる時代です。もっとも大事なのは、その疑問を呼び起こすような問いかけをするということです。「楽しくなくちゃ、興味がなくちゃ、学ぶ気がしない」だと思っています。教員自身が感じている「研究の面白さ」が伝われば、うれしいです。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 下ネタと男らしさの社会学的考察
  • YouTuberによる地方創生の可能性ー若者の消費行動に与える影響からの考察ー
教授

濱島 清史

HAMASHIMA Kiyoshi

経済学科

社会政策論、労働経済論です。社会政策論は日本では厚生労働省の政策に当たります。労働政策や社会保障となります。労働経済論は経済学の労働分野への応用ということになりますが、最近ではジョブ型雇用、久しくキャ…

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教授

濱島 清史

HAMASHIMA Kiyoshi

経済学科


担当科目:
労働経済論
社会政策論

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1.こんな研究やってます!

社会政策論、労働経済論です。社会政策論は日本では厚生労働省の政策に当たります。労働政策や社会保障となります。労働経済論は経済学の労働分野への応用ということになりますが、最近ではジョブ型雇用、久しくキャリア形成論(人材形成)、もっと遠大に日本的雇用慣行(終身雇用制・年功序列型賃金体系・企業別労働組合というよりも長期雇用)を研究対象としています。これらは高校の教科書でも出てきますが、通説と異なる観方・捉え方がわかるようになってもらいたいです。

2.教育で心がけていることは?

社会政策や労働の対象が現在の事象・時事問題として現れやすいので、常に現実の具体例を用いて教育に取り入れています。また自分にとっても難しいですが、ノーベル経済学賞を取ったような研究、昨年のアセモグル&ロビンソン&ジョンソンなどの文献もエッセンスを取り入れて、最先端の経済論にも触れられるように心掛けています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 公的年金制度の課題とこれからの対策についての考察~2024年財政検証を対象として~
  • 労働市場と雇用政策から見るUIJターンの傾向
  • 但し社会政策論・労働経済論に限らず、各自の問題関心から卒論テーマを選ぶ傾向があります。
准教授

小嶋 寿史

KOJIMA Hisashi

経済学科

私はミクロ経済学を専門としています。実際の世の中では、たくさんの人々や企業や政府などが経済活動を行っています。モノを生産したり、売り買いしたり、消費したりしていますね。たくさんの種類のモノがあって、そ…

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准教授

小嶋 寿史

KOJIMA Hisashi

経済学科


担当科目:
財政学
ミクロ経済学

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1.こんな研究やってます!

私はミクロ経済学を専門としています。実際の世の中では、たくさんの人々や企業や政府などが経済活動を行っています。モノを生産したり、売り買いしたり、消費したりしていますね。たくさんの種類のモノがあって、それぞれに値段が異なっていて、品質も異なっているし改良されたりもしています。このように実際の経済はとても複雑です。それを解明する理論がミクロ経済学です。ゼミでは特にゲーム理論を研究しています。

2.教育で心がけていることは?

わかりやすいことですね。学生のみんなになるべくわかりやすく伝えるように努力しています。そして、ゼミ生のみんなも、わかりやすく伝えることができるように日々練習しています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 価格比較サイト上における中小企業の戦略
  • ゲーム理論で分析する日本人の課金行動
准教授

齋藤 英智

SAITO Hidetomo

経済学科

私の専門は地域経済論です。地域経済論は、経済活動の主体である家計、企業、政府が一定の地域空間の中でどのように行動しているかを考察し、また、その動きを活発にするための方策を考える学問です。地域で起こって…

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准教授

齋藤 英智

SAITO Hidetomo

経済学科


担当科目:
地域経済論
産業連関論

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1.こんな研究やってます!

私の専門は地域経済論です。地域経済論は、経済活動の主体である家計、企業、政府が一定の地域空間の中でどのように行動しているかを考察し、また、その動きを活発にするための方策を考える学問です。地域で起こっている人口減少、少子高齢化、産業構造の変遷、都市や農山漁村の活性化、中山間地域の課題と対策などについて、人口動態や産業構造のほか、観光振興などの観点から地域活性化のための方策を解明しようとしています。

2.教育で心がけていることは?

講義やゼミなど、様々な授業形態がある中で、理論や事例を学びながら、自分なりに考え、それを表現し、様々な意見を聞いて検討することに力を入れています。具体的には自身の考えをまとめたレポートを作成したり、プレゼンを行ったりしたうえで、他者の意見を聞き、議論や検討をすることです。ゼミでは、毎回「発言」を目標とし、「経験」、「継続」、「連想」をキーワードにして、「チャレンジ」することをモットーにしています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 道の駅と訪問客数における分析
  • 地域おこし協力隊の現状と展望
准教授

高橋 美多

TAKAHASHI Mita

経済学科

ソフトウェア産業における、国際分業について研究しています。コンピューターソフトウェアを作る際に、一部のソフトウェアについては、国内で設計したのち、その設計図を外国企業に送って、プログラミングをしていま…

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准教授

高橋 美多

TAKAHASHI Mita

経済学科


担当科目:
国際経済学
ヨーロッパ経済論

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1.こんな研究やってます!

ソフトウェア産業における、国際分業について研究しています。コンピューターソフトウェアを作る際に、一部のソフトウェアについては、国内で設計したのち、その設計図を外国企業に送って、プログラミングをしています。こうした開発プロセスにおける国際分業の形態の変化について分析し、それが外国のソフトウェア産業にどのような影響を与え、いかなる技術向上及び経済発展に寄与したのかを考察します。

2.教育で心がけていることは?

実践的な知識を体得することを目標に、理論と実践の両方を学修することで効果的な学修を行うことを心がけています。また、具体的な事例を学ぶことで、学生が積極的に授業課題に取り組むだけでなく、自信をもって就職活動の準備に取り組むようになり、より一層に専門知識を探求するようになります。

准教授

前田 直哉

MAEDA Naoya

経済学科

国際金融論とは、国際間で生じるマネーの動きについて考える学問で、経済学の中でも実際の社会に役立つ応用分野の一つです。 その中でも私が専門にしているのは、「国際(基軸)通貨」「電子マネー」「デジタル通貨…

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准教授

前田 直哉

MAEDA Naoya

経済学科


担当科目:
国際金融論
国際マクロ経済学

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1.こんな研究やってます!

国際金融論とは、国際間で生じるマネーの動きについて考える学問で、経済学の中でも実際の社会に役立つ応用分野の一つです。 その中でも私が専門にしているのは、「国際(基軸)通貨」「電子マネー」「デジタル通貨」「仮想通貨」といった問題を研究テーマしている国際通貨論という分野です。現在は、国際金融センター・ロンドンのグローバルネットワークを再検討する歴史的研究に取り組んでいます。

2.教育で心がけていることは?

社会や企業のニーズに応えられる人材を育成することを教育の目的としています。そのために、「物事を掘り下げて考える力」や「メンバーと協働して課題に取り組む力」が育つような学びを大切にしています。非常に地味なゼミであることは自他認めるところでありますが、将来の就職活動にしっかりつながる活動を行っているという自負があります。 実際、これまでのゼミ生たちは多くの優良企業で活躍しています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 少子高齢化社会とその地域金融機関に対する影響
  • 金融教育と女子大学生の金融行動  求む、国際金論論のテーマ!
准教授

八代 拓

YASHIRO Taku

経済学科

私は、国際関係史・戦後日本外交史の研究をしている国際政治学者です。国際関係史は、近代国際社会において何故戦争が生じたのか、戦争を防ぐためにどのような取り組みが行われてきたのかを学ぶ学問です。戦後日本外…

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准教授

八代 拓

YASHIRO Taku

経済学科


担当科目:
国際関係論
※本年度は大学院東アジア研究科専任教員

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1.こんな研究やってます!

私は、国際関係史・戦後日本外交史の研究をしている国際政治学者です。国際関係史は、近代国際社会において何故戦争が生じたのか、戦争を防ぐためにどのような取り組みが行われてきたのかを学ぶ学問です。戦後日本外交史は、第二次世界大戦後の国際社会において、日本がどのような外交政策を展開し、周辺諸国との関係を形作ってきたのかを学ぶ学問です。私自身は、日本=インドネシアの関係史から研究をはじめました。現在では、日本=東南アジア=米国がアジア太平洋という地域をどのように形成してきたのか、研究しています。

2.教育で心がけていることは?

歴史を学ぶ際に重要なのは、因果関係です。ある史実が何故生じたのか、そしていかなる影響を及ぼしたのか、これらを分析することに歴史研究の醍醐味があります。つまり、大学における歴史の勉強は暗記ではなく、史料を丹念に調べ、自分の頭で考え抜くことなのです。学生の皆さんにも歴史研究の面白さを伝えたいと思っています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • レバノンのパレスチナ難民への教育政策の現状とその提言
  • カブト・クワガタ販売と環境問題について
准教授

山田 正雄

YAMADA Masao

経済学科

私の研究では、数理モデルを使った経済の理論分析を行っています。経済学者は、考えている問題において、重要でない部分を現実から切り捨て、現実経済を単純化したもの(モデル)を使い、問題を考えるということをよ…

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准教授

山田 正雄

YAMADA Masao

経済学科


担当科目:
マクロ経済学

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1.こんな研究やってます!

私の研究では、数理モデルを使った経済の理論分析を行っています。経済学者は、考えている問題において、重要でない部分を現実から切り捨て、現実経済を単純化したもの(モデル)を使い、問題を考えるということをよく行います。もちろん、そこで得られた答えはあくまでモデルにおける問題の答えに過ぎませんが、現実経済から切り捨てられた部分が重要なものでないならば、モデルは現実経済の本質を捉えており、モデルにおける答えは現実経済における答えを知るための重要な手掛かりになるはずです。このように「非現実」を通して「現実」を探るのが、モデルを使った理論分析です。

2.教育で心がけていることは?

経済学は、一見「非現実的」ですが、得られる結論は「今まで気づかなかったけど…いわれてみると、確かに!」と感じられるものが多いと思っています。ニュースを見るだけでは気づかない、経済の「本質」を理解して、「経済学って面白い」と思ってもらえるような講義になるように心がけています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 歴史的円安から見る日本経済の課題
  • リバースモーゲージの普及と展望
准教授

山本 勝也

YAMAMOTO Katsuya

経済学科

開発経済学・国際経済学を専門としています。開発経済学は主に新興国や途上国の経済を対象にして、経済発展のあり方(理論)や具体的方法(政策)を考える学問分野です。私は途上国における飲料水へのアクセス改善や…

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准教授

山本 勝也

YAMAMOTO Katsuya

経済学科


担当科目:
国際地域統合論
貿易論

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1.こんな研究やってます!

開発経済学・国際経済学を専門としています。開発経済学は主に新興国や途上国の経済を対象にして、経済発展のあり方(理論)や具体的方法(政策)を考える学問分野です。私は途上国における飲料水へのアクセス改善や経済協力としてのインフラ整備支援を研究しています。国際経済学は世界貿易や海外投資に関する理論や現状を研究する学問分野で、私は途上国の視点からの貿易理論と世界経済の現状把握をテーマに研究しています。

2.教育で心がけていることは?

講義科目は貿易論、国際地域統合論を担当しています。どちらの講義でも、それぞれの基本的な理論を身につけることはもちろんですが、現在の世界経済の状況に照らして、理論では説明のつかない事柄に注目してもらえるように心がけています。また、ゼミでは世界経済に関わる問題を取り扱っています。ゼミ生の主体性を重視して、その学習意欲と関心を高めるように心がけ、教材や卒論テーマの選定を行なっています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 学校給食から見るアメリカの貧困層の子供の肥満とその対策について
  • 豊かさを測る第一歩~物質的な豊かさと精神的豊かさ~
講師

麻田 玲

ASADA Ray

経済学科

私は「フィールドワーク」という、現地に赴き地域の人びとやくらしがどのように実践されているのかを明らかにする方法で研究をしています。その一つが、南アジアのスリランカという国を対象にした研究です。農村部の…

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講師

麻田 玲

ASADA Ray

経済学科


担当科目:
経済発展論
東アジア社会経済論
アジア社会経済論

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1.こんな研究やってます!

私は「フィールドワーク」という、現地に赴き地域の人びとやくらしがどのように実践されているのかを明らかにする方法で研究をしています。その一つが、南アジアのスリランカという国を対象にした研究です。農村部の人びとのくらしが都市部と比較してなぜ「豊か」であるのか、という問いに取り組んでいます。過去のどのような積み重ねが、現在のくらしを形作っているのか、歴史的背景や政策・政治だけではなく、人びとの生存戦略に着目し、明らかにしようとしています。

2.教育で心がけていることは?

これまで当たり前だと考えられてきたことを疑い 、問い直し、なぜ?どうして? と学生のみなさんと一緒に考えることを授業やゼミで取り組んでいます。「おもしろい問い」を発見するために議論したり、教室の外に出てフィールドワークをしたり、自由に意見を交わせる場を作ることを心がけています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • フィットネスとルッキズムの関係
  • 山口県のエスニック料理ネットワーク
  • 資本主義の行き過ぎと社会の喪失
講師

富田 愛優

TOMITA Ayu

経済学科

私の専門は財政学です。政府は税を徴収し、様々な領域で支出を行なっていますが、こうした政府による経済活動を財政といいます。財政学が対象とする領域はとても広く、経済学という枠を超えた多様な分野の知識を必要…

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講師

富田 愛優

TOMITA Ayu

経済学科


担当科目:
財政学
公共政策論
地方財政論

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1.こんな研究やってます!

私の専門は財政学です。政府は税を徴収し、様々な領域で支出を行なっていますが、こうした政府による経済活動を財政といいます。財政学が対象とする領域はとても広く、経済学という枠を超えた多様な分野の知識を必要とします。大変ですが、とても深くて面白い学問です。現在は納税意識、税制の歴史、租税教育、政策の意思決定におけるSNSの役割と効果などについて研究をしています。

2.教育で心がけていることは?

大学は能動的に学ぶ場だと思います。私が知識を一方的に押し付けるのではなく、学生が疑問や興味を持ち、自分で考えるような機会を提供することを心がけています。財政は私たちの生活や国家を左右する重要なものです。「なぜ税を支払わなければならないのか」といった根本的な問いを考えることからはじめ、日本の財政の現状、制度、理論、歴史などについて基礎を学んでもらいます。

講師

前原 ひとみ

MAEHARA Hitomi

経済学科

私の専門は、経済理論と日本経済論です。グローバル化や技術革新が進む21世紀において、非正規雇用の増加、経済格差の拡大、少子高齢化などの社会的な課題が顕在化しています。一見別々に見えるこれらも、資本主義…

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講師

前原 ひとみ

MAEHARA Hitomi

経済学科


担当科目:
政治経済学
経済学の歴史

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1.こんな研究やってます!

私の専門は、経済理論と日本経済論です。グローバル化や技術革新が進む21世紀において、非正規雇用の増加、経済格差の拡大、少子高齢化などの社会的な課題が顕在化しています。一見別々に見えるこれらも、資本主義という枠組みで捉えると相互に関連しており、その構造が見えてきます。現在の研究では、経済理論と歴史的視点を用いて、こうした問題の背景やメカニズムを明らかにし、過去の理論が現代にも深く関わっていることを探っています。

2.教育で心がけていることは?

経済学は、私たちの暮らしと深くつながる、とても身近な学問です。大学では、学生の関心や疑問を出発点に、理論や歴史と結びつけながら、基礎から専門的な内容まで身につけてもらいます。賃金や働き方といった問題も、背景にある経済の動きを知ることで新たな見方が得られます。経済を知ることは、社会を知ること、そして自分の将来を考えることにもつながります。培った知識をもとに、自分なりに幅広い視野で考える力を育んでいきましょう。

経営学科

教授

有村 貞則

ARIMURA Sadanori

経営学科

私の専門は国際経営論で、企業の海外進出について調べるうちにダイバーシティ・マネジメントという多様な人材を活かす手法が米国で注目されるようになっていることを知り、それ以降はこのダイバーシティ・マネジメン…

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教授

有村 貞則

ARIMURA Sadanori

経営学科


担当科目:
多国籍企業論
国際経営論

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1.こんな研究やってます!

私の専門は国際経営論で、企業の海外進出について調べるうちにダイバーシティ・マネジメントという多様な人材を活かす手法が米国で注目されるようになっていることを知り、それ以降はこのダイバーシティ・マネジメントについて研究しています。特に近年では、多様な人材活用の中でもあまり取り上げられることのない障がい者の雇用促進やそれと多国籍企業の関わりについて研究しています。

2.教育で心がけていることは?

最近の学術研究においては、理論志向が強まる傾向がありますが、私の専門である国際経営論は実践性を重視する学問領域で、私もこの実践性は現代社会を理解する上で非常に重要だと理解しています。ですので、教育においては、企業の実践・実例はもとより、現在、海外のビジネス現場で起こっている政策や経済の動向を出来るだけ伝えるように心がけています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 外国人労働者雇用問題 服の大量生産
  • 廃棄問題に生産者はどう向き合うか
教授

櫻庭 総

SAKURABA Osamu

経営学科

犯罪と刑罰に関する法現象を広く扱う学問が刑事法学です。私はとりわけマイノリティ保護における刑事法の役割と限界について研究しています。社会的に弱い立場にある人々への攻撃や誹謗中傷が増えていますが、これら…

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教授

櫻庭 総

SAKURABA Osamu

経営学科


担当科目:
刑法総論・各論
刑事訴訟法

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1.こんな研究やってます!

犯罪と刑罰に関する法現象を広く扱う学問が刑事法学です。私はとりわけマイノリティ保護における刑事法の役割と限界について研究しています。社会的に弱い立場にある人々への攻撃や誹謗中傷が増えていますが、これらに刑罰をもって対処することの良い点と悪い点を見定めることが必要だと考えています。

2.教育で心がけていることは?

講義では、刑法や刑事訴訟法について一通り教えます。悲しいかな県内に法学部がないので、その代わりを担えるような内容を目指しています。その一方、少人数の演習では、刑務所見学をしたり、冤罪事件を詳しく調べたり、その時々の社会問題について幅広い視点から検討します。実際に法曹になる卒業生はほぼいませんので、社会人として法や権利を学ぶことの重要性を知り、社会正義への感性を磨いてほしいと思っています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 侮辱罪における保護法益の見直し
  • 刑法41条の年齢設定について
教授

渋谷 綾子

SHIBUYA Ayako

経営学科

社会現象に対する数学的な分析方法について研究しています。たとえば、株価の変動という予測が難しい不確実性に対して、数理計画法を用いて意思決定を行うことなどを研究してきました。近年の株価シミュレーションに…

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教授

渋谷 綾子

SHIBUYA Ayako

経営学科


担当科目:
経営数学
経営統計学

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1.こんな研究やってます!

社会現象に対する数学的な分析方法について研究しています。たとえば、株価の変動という予測が難しい不確実性に対して、数理計画法を用いて意思決定を行うことなどを研究してきました。近年の株価シミュレーションにおいては、リスク最小化を目的とした二次計画法よりも、収益最大化を目的とした線形モデルの方が良いパフォーマンスを示す結果になりましたが、まだまだ完全な分析ができているとはいえません。

2.教育で心がけていることは?

経済学や経営学等の社会科学を学ぶ際に必要になる、数学や統計学に関わる授業を担当しています。PCを用いた授業では緊張感を途切れさせないように、様々な工夫をしています。VBAによるプログラミングもその一つです。また、受講者もVBAプログラムの作成を通してさらにPCと親しめるようにしています。数に関するセンスを磨き、社会現象に対する深い理解と論理的な思考へとつなげていきたいと考えています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 高齢化社会における資産運用
  • 医科歯科連携と病院経営
教授

新祖 隆志郎

SHINSO Takashiro

経営学科

私の研究は財務会計論が中心です。そのなかでも、近年会計学だけでなく経済学的にも重要なウェイトを占めるようになっている金融をテーマに会計学的な研究しています。一昔前には会計基準の国際的な収れん(コンバー…

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教授

新祖 隆志郎

SHINSO Takashiro

経営学科


担当科目:
株式会社簿記
会計学
財務諸表分析

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1.こんな研究やってます!

私の研究は財務会計論が中心です。そのなかでも、近年会計学だけでなく経済学的にも重要なウェイトを占めるようになっている金融をテーマに会計学的な研究しています。一昔前には会計基準の国際的な収れん(コンバージェンス)が進むと言われていましたが、ふたを開けてみると、金融に関する会計基準は主要国で大きく違っています。なぜそんな結果になったのか。これからどのような方向に進むのか。強い関心をもって研究に取り組んでいます。

2.教育で心がけていることは?

私のゼミには職業会計人コースに所属する学生が多いので、そのような学生の学力向上に資するよう、簿記・会計の問題演習を行ったり、学生による発表や討論を通じて会計理論の学習を行ったりしています。ただしその一方で、できるだけ学生一人一人の個性が伸びるよう学生を主体とした教育を心がけており、私が一方的に正しい答えを教えるのではなく、なぜそういえるのか、それが本当に正しいのかどうかを学生自身が考え、答えを導きだしていくような教育を心がけています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 不正会計処理事件と会計士・監査事務所の現状
  • 投資家にとって有用な理想的利益の追求―包括利益の検討
教授

石 龍潭

SHI Longtan

経営学科

私の専門は行政法学です。行政法は3つの分野から構成されています。すなわち、①行政組織の編成や行政機関相互の法律関係を規律する分野(行政組織法)、②行政権が市民に働きかける場合を念頭に置いて、行政活動の…

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教授

石 龍潭

SHI Longtan

経営学科


担当科目:
法学
行政法

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1.こんな研究やってます!

私の専門は行政法学です。行政法は3つの分野から構成されています。すなわち、①行政組織の編成や行政機関相互の法律関係を規律する分野(行政組織法)、②行政権が市民に働きかける場合を念頭に置いて、行政活動の発動要件や効果などについて規律する分野(行政作用法)、③行政活動の結果、私人の権利や利益に侵害を与えた場合などを念頭に置いて、行政活動の是正を図り、または市民の損害を補填する分野(行政救済)です。現在は、デジタル政府づくりのあり方や災害法の構築などに関する日中の比較研究に従事しています。

2.教育で心がけていることは?

石ゼミでは2023年頃より判例報告のペーパレス化を試験的に取り入れています。ゼミ生同士でLINEにてグループを作っておいて、判例データ・レポートの共有、関連条文の確認・参照などにおいてデジタル化が実現しています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 女性のキャリアと育児の両立を実現するために~北欧諸国を参考に現状の改善策の検討
  • トイレから見る企業と行政ジェンダー施策
  • 情報公開訴訟における個人情報保護の必要性
教授

三間地 光宏

MIMAJI Mitsuhiro

経営学科

専門は民法です。

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教授

三間地 光宏

MIMAJI Mitsuhiro

経営学科


担当科目:
民法
法学

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1.こんな研究やってます!

専門は民法です。

2.教育で心がけていることは?

基本的なことをきちんと理解させることを重視しています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 素因の範囲の再考と狭小化
  • 中華人民共和国の民法から考える離婚
教授

宮井 浩志

MIYAI Hiroshi

経営学科

地域を経営学で豊かにする研究に幅広く取り組んでいます。具体的には人気の観光地、美味しい食べ物や美しい工芸品など地域特産品が一体どのように生み出されるのか?フィールドワークと経営学・社会学・農学の手法を…

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教授

宮井 浩志

MIYAI Hiroshi

経営学科


担当科目:
生産管理論
地域企業経営論

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1.こんな研究やってます!

地域を経営学で豊かにする研究に幅広く取り組んでいます。具体的には人気の観光地、美味しい食べ物や美しい工芸品など地域特産品が一体どのように生み出されるのか?フィールドワークと経営学・社会学・農学の手法を駆使してその秘密を暴く、そんな罪深き欲深き研究が私の専門です。

2.教育で心がけていることは?

ゼミでは「企業や地域社会で求められる人」になる教育に取り組んでいます。具体的には、全国規模の学生コンペにグループで挑戦して「どこで誰と何をしても上手くいく応用力」と「ガクチカ」を身に付け、就活無双を目指します。学生コンペ入賞にコミットすることで、某外資系企業やアパレル大手企業、マスコミや国税庁など難関就職に幅広い実績があります。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 観光まちづくりにおける大学生の役割~萌えサミットにおける大学生参画を事例に~
  • 衰退する清酒産業における多角化戦略の研究~黄桜株式会社のビール市場参入に着目して~
教授

山中 英司

YAMANAKA Eiji

経営学科

税制は、私たちの暮らしや経済活動、そして社会のしくみに深く関わっています。私が専門とする租税法の研究は、税に関する法律を体系的・理論的に研究する分野です。近年のグローバル化やデジタル化の急速な進展によ…

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教授

山中 英司

YAMANAKA Eiji

経営学科


担当科目:
税法

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1.こんな研究やってます!

税制は、私たちの暮らしや経済活動、そして社会のしくみに深く関わっています。私が専門とする租税法の研究は、税に関する法律を体系的・理論的に研究する分野です。近年のグローバル化やデジタル化の急速な進展により生じる新たな課題にも注目し、社会の変化に対応した税制のあり方を考える研究にも取り組んでいます。

2.教育で心がけていることは?

税法の授業では、法律の条文や判例を丁寧に読み解くとともに、税制のしくみやその背景にある社会的・経済的な課題にも目を向けます。学生が自ら考え、議論し、実社会の問題に応用できる力を育てることを大切にしています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • ストックオプション課税についての考察
  • 減価償却資産の判定単位の一考察
准教授

王 慧娟

WANG Huijuan

経営学科

私は流通とマーケティングに関する研究を行っています。たとえば、みなさんが普段よく利用しているスーパー、ネットショッピングなどが、便利に使えるのは、生産者と消費者をつなぐ流通のしくみがうまく働いているか…

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准教授

王 慧娟

WANG Huijuan

経営学科


担当科目:
マーケティング論
流通論

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1.こんな研究やってます!

私は流通とマーケティングに関する研究を行っています。たとえば、みなさんが普段よく利用しているスーパー、ネットショッピングなどが、便利に使えるのは、生産者と消費者をつなぐ流通のしくみがうまく働いているからです。
最近では、スマートフォンやインターネット、AIなどの技術が進化し、商品の届け方やお店のかたちも大きく変わりつつあります。私は特に、「お店がどうすればお客さんに選ばれるのか」「ネットとリアル店舗をどう使い分けているのか」「両者がどう連携して進化しているのか」といったテーマを中心に、これからの小売業の姿に注目して研究を進めています。

2.教育で心がけていることは?

大学で学ぶ魅力は、単に知識を覚えることではなく、「なぜそうなるのか?」「もっと良くするにはどうすればいいのか?」と自ら考え、答えを導き出す力を身につけることにあると思っています。
 私の授業では、ユニクロやキットカットなど、皆さんにとって身近な企業や商品を取り上げ、それらがどのような工夫や戦略によって選ばれているのかを一緒に考えていきます。理論と実践のバランスを大切にしながら、映像や実際の企業事例を活用し、楽しくてわかりやすい授業を目指しています。

准教授

岡田 隆子

OKADA Takako

経営学科

無形資産(特にR&D)に関する実証研究をやっています。

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准教授

岡田 隆子

OKADA Takako

経営学科


担当科目:
会計学特論
応用簿記

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1.こんな研究やってます!

無形資産(特にR&D)に関する実証研究をやっています。

2.教育で心がけていることは?

職会コース学生のフォローに尽力しています。

准教授

川村 一真

KAWAMURA Kazuma

経営学科

企業の経営において人が大事だと言われますが本当でしょうか。企業には、働いている人々の能力を伸ばし、発揮させる仕組みがあります。適正に合わせて仕事を配分する仕組みもあります。それらをまとめて人事制度と言…

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准教授

川村 一真

KAWAMURA Kazuma

経営学科


担当科目:
経営学総論
経営管理論

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1.こんな研究やってます!

企業の経営において人が大事だと言われますが本当でしょうか。企業には、働いている人々の能力を伸ばし、発揮させる仕組みがあります。適正に合わせて仕事を配分する仕組みもあります。それらをまとめて人事制度と言います。どのような人事制度が企業の業績の向上につながるのか、ひいては冒頭の問いについて研究しています。

2.教育で心がけていることは?

学生のみなさんのおもしろいという感覚や知的好奇心を重視しています。みなさんにとって企業の経営はおそらくあまり縁のない世界だと思いますが、経営学の内容は部活やクラス活動などで経験されている集団活動と密接に関連していると思います。そこで私は学生に少しでも経営学に関心を持ってもらえるように、経営学の内容をなるべく日常生活に引きつけて説明することを心がけています。

准教授

小林 友則

KOBAYASHI Tomonori

経営学科

私の専門は民法学です。民法とは日常生活を規律する基本的な法律で、例えば、「インターネットで靴を買ったら違う商品が届いた」といった場合にどうなるのかなど、取引や約束、あるいは財産との関係で人がどんな権利…

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准教授

小林 友則

KOBAYASHI Tomonori

経営学科


担当科目:
民法
法学

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1.こんな研究やってます!

私の専門は民法学です。民法とは日常生活を規律する基本的な法律で、例えば、「インターネットで靴を買ったら違う商品が届いた」といった場合にどうなるのかなど、取引や約束、あるいは財産との関係で人がどんな権利や義務をもつのか等を規律しています。
この民法という法律が規律する対象の中でも、私は特に「権利をもつ人の義務」というテーマを研究しています。他人から損害を与えられてその賠償を請求できる人は、自身が被る損害を軽減する義務はないのだろうか、といった問題です。

2.教育で心がけていることは?

私が教育において大切にしていることは「考える」ということです。
そもそも「法学」は結論を「考える」ための学問です。世の中でおきるすべての事柄について、どうするかをあらかじめ決めておくことはできません。「この」出来事が法的にどう処理されるかはどこにも答えが書いていないのです。法学の知識は「知ればいい」というものではなく、それを使って「考えられる」ようにならなければならないのです。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 将来、自動運転の車が事故を起こしたら、車の持ち主はどんな責任を負うことになるのだろう。
  • 認知症の高齢者が事故を起こしたら、家族は責任を負わなければならない?
准教授

佐藤 佳邦

SATO Yoshikuni

経営学科

もともとの専門は経済法です。特に、自由化・競争原理の導入が進んでいるエネルギー(電力・ガス)分野における独占禁止法の適用や、競争促進策に関心を有しています。
また最近では原子力をめぐる法にも関心を持…

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准教授

佐藤 佳邦

SATO Yoshikuni

経営学科


担当科目:
商法
経済法

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1.こんな研究やってます!

もともとの専門は経済法です。特に、自由化・競争原理の導入が進んでいるエネルギー(電力・ガス)分野における独占禁止法の適用や、競争促進策に関心を有しています。
また最近では原子力をめぐる法にも関心を持っており、原子力発電所をめぐる各種の裁判(訴訟)について、いくつかの論文を執筆・公表しました。

2.教育で心がけていることは?

法律学の学習は、講義だけでは完了するものではありません。そのため、私の講義では、各自が自学自習できるようになるための最初のステップを提供することを心がけており、基礎的な内容を繰り返し説明することに重点を置いています。

准教授

鄒 庭雲

ZOU Tingyun

経営学科

私の専門は労働法です。社会に生きるほとんどの人が雇用されて「労働」の社会に入ります。皆さんもこれからこの労働の世界に入ることになるでしょう。労働法は、労働の世界におけるあらゆる局面(例えば採用、労働条…

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准教授

鄒 庭雲

ZOU Tingyun

経営学科


担当科目:
社会法

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1.こんな研究やってます!

私の専門は労働法です。社会に生きるほとんどの人が雇用されて「労働」の社会に入ります。皆さんもこれからこの労働の世界に入ることになるでしょう。労働法は、労働の世界におけるあらゆる局面(例えば採用、労働条件決定・変更、解雇など)に関するルールを扱います。現在の研究は、情報技術の進展に伴い現れた新しい就労形態(とりわけプラットフォームワーク)において、労働をめぐるルールはどのように変革されるべきかを解明しようとしています。

2.教育で心がけていることは?

大学に入って、アルバイトで労働者生活を体験することになる方も多いでしょう。これから雇われて働くための第一歩として、まず自分の権利・義務を理解することが重要である。身近な事例を素材に、みなさんの「働くこと」に深くかかわる「労働法」について、なぜこの法律ができたのか、どのような内容になっているのか、これからどう変化していくのかをめぐって、基礎知識をしっかり把握しながら一緒に考えていきます。

准教授

田畑 雄紀

TABATA Yuki

経営学科

私の専門は社会保障論です。人々は生きている限り、様々なリスクにさらされます。そうしたリスクの内、全ての人に共通して起こるような「貧困」「病気・ケガ」「失業・退職」「老化による心身の衰え」などに対して、…

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准教授

田畑 雄紀

TABATA Yuki

経営学科


担当科目:
保険論
医療リスクマネジメント

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1.こんな研究やってます!

私の専門は社会保障論です。人々は生きている限り、様々なリスクにさらされます。そうしたリスクの内、全ての人に共通して起こるような「貧困」「病気・ケガ」「失業・退職」「老化による心身の衰え」などに対して、国が行う政策を社会保障制度と言います。私はどのような社会保障制度を作れば人々が安心して暮らせるか、を中心に研究しています。

2.教育で心がけていることは?

社会保障論には唯一の正解はありません。「どんなリスクをどう改善するか」を根拠をもって論理的に説明することが重要です。なので私は学生達の様々な主張・意見を十分聴き、その主張に必要な知識や考え方をアドバイスすることを心がけています。私の話もきちんと聞いてもらうためにも、学生達と深くコミュニケーションをとることを意識し、普段から交流を深めるようにしています。簡単に言うと、話しやすい先生でいることを心がけています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 医療費増大に対する財源確保の提案
  • 国民年金保険料を年齢比例の金額へと変更した場合の有効性
准教授

土井 貴之

DOI Takayuki

経営学科

私の専門は財務会計で、現在は歴史的な視点から研究を進めています。明治期の日本を対象に、「和式帳合(日本固有の簿記法)」から皆さんが1年次に学んだ(複式)簿記が導入されていく過程から、当時の簿記や会計の…

准教授

土井 貴之

DOI Takayuki

経営学科


担当科目:
会計学2
株式会社簿記

1.こんな研究やってます!

私の専門は財務会計で、現在は歴史的な視点から研究を進めています。明治期の日本を対象に、「和式帳合(日本固有の簿記法)」から皆さんが1年次に学んだ(複式)簿記が導入されていく過程から、当時の簿記や会計の役割について再検討しています。特に、当時の日本における税収割合1位を占めていた酒税がどのような帳簿記録から算定・申告されていたのか、一次史料を用いて分析しています。

2.教育で心がけていることは?

「興味関心を深める・広げる」教育を心がけています。そのためには「わかりやすい」だけでなく、「難しいけど楽しい」授業ができるよう工夫しています。そして、学生皆さんが「もっと知りたい・こうしたい」と自分で考えられるようにサポートしていきたいと考えております。学際的に学ぶことができる山口大学経済学部で一緒に学んでいきましょう。

准教授

平野 哲也

HIRANO Tetsuya

経営学科

私の専門はアントレプレナーシップ論です。アントレプレナーシップ論は、イノベーションを起こし、新しい製品やサービスを生み出す企業家や組織の行動を探究する学問です。最近の研究テーマは「企業家と共創する未来…

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准教授

平野 哲也

HIRANO Tetsuya

経営学科


担当科目:
経営戦略論
中小企業経営論

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1.こんな研究やってます!

私の専門はアントレプレナーシップ論です。アントレプレナーシップ論は、イノベーションを起こし、新しい製品やサービスを生み出す企業家や組織の行動を探究する学問です。最近の研究テーマは「企業家と共創する未来のデザイン」です。企業家との対話を通して、人・組織・地域の新しいかたちを模索しています。

2.教育で心がけていることは?

私のゼミでは「企業家との対話」を大切にしています。世界標準の経営理論を座学で終わらせず、対話を通して人・組織・地域の最適解を追究します。スタートアップ起業家から大企業経営者まで、多彩な企業家を相手に議論を展開します。学生と企業が1つのテーマでじっくりとディスカッションできる場を作ります。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • スタートアップ・エコシステムにおける市民起業家の役割:藤村雄志氏の活動にもとづく考察
  • 地方創生策としての起業支援:山口県山口市・やまぐち創業応援スペース「mirai365」に見る地方起業の可能性
准教授

藤田 健

FUJITA Takeshi

経営学科

私の専門は流通論・マーケティング論です。流通論は、商品が生産されてから、商業者を介して消費者に商品が販売されるまでの過程を「取引」を中心に分析します。マーケティング論は、生産者(メーカー)が消費者の欲…

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准教授

藤田 健

FUJITA Takeshi

経営学科


担当科目:
流通論
商品開発論

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1.こんな研究やってます!

私の専門は流通論・マーケティング論です。流通論は、商品が生産されてから、商業者を介して消費者に商品が販売されるまでの過程を「取引」を中心に分析します。マーケティング論は、生産者(メーカー)が消費者の欲しがるものを作って、消費者を満足させるまでの企業活動を扱います。現在の研究は、流通論・マーケティング論の知識を応用し、地域における観光マーケティングの論理を解明しようとしています。

2.教育で心がけていることは?

流通論・マーケティング論は、高校生・大学生が見えている世界とは「全く違う世界」を研究対象にします。多くの大学生は、企業が何をしているところなのかよく知りません。経営者にも会ったことがない人がほとんどです。そんな学生でも、企業とは何か、経営者とは何かを理解してもらえるよう、前提となる知識からしっかり身につけてもらいます。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • アイリスオーヤマのメーカーベンダー戦略に関する研究
  • アートを媒介としたまちづくりに関する研究:ベネッセによる直島での活動を中心に
准教授

柳田 卓爾

YANAGIDA Takuji

経営学科

私の専門は、商品学です。商品が生産されてから、消費者に販売されるまでの過程を「取引」の観点から分析するのが流通論であるのに対して、「取引の客体」としての商品そのものを対象としてきた領域が、商品学です。…

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准教授

柳田 卓爾

YANAGIDA Takuji

経営学科


担当科目:
商品学
マーケティング戦略論

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1.こんな研究やってます!

私の専門は、商品学です。商品が生産されてから、消費者に販売されるまでの過程を「取引」の観点から分析するのが流通論であるのに対して、「取引の客体」としての商品そのものを対象としてきた領域が、商品学です。現在は、商品そのものだけではなく、企業全体としての「稼ぐ力」のあり方にも関心を持っています。

2.教育で心がけていることは?

ゼミナールでは、グループ課題と個人研究を交互に実施します。グループ課題では、マーケティングや経営学に関するテキストの輪読やディベートを実施しています。個人研究では、ゼミ生が個々に、ひとつの商品(サービス含む)を選択し、テーマを設定して、研究を進めます。その過程で、図表やグラフ等の作成方法、パワーポイントの作り方、文章の書き方、プレゼンの仕方などを学んでいきます。この個人研究の最終目標は、何らかのメッセージを発すること=卒論を書き上げることです。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 急成長するグミのマーケティング戦略
  • メンズコスメ市場のマーケティング戦略
准教授

山本 敬生

YAMAMOTO Norio

経営学科

私の専門は行政法・日本国憲法です。行政法は、周知の通り通則的法典が存在しておらず、無数の行政法規を体系的に把握するために他の法律学と比較して理論の形成が強く求められる学問です。そのため行政行為論、公法…

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准教授

山本 敬生

YAMAMOTO Norio

経営学科


担当科目:
行政法
法学

研究業績はこちら

1.こんな研究やってます!

私の専門は行政法・日本国憲法です。行政法は、周知の通り通則的法典が存在しておらず、無数の行政法規を体系的に把握するために他の法律学と比較して理論の形成が強く求められる学問です。そのため行政行為論、公法私法二元論、無効と取消の区別論、公定力、裁量権ゼロ収縮論等の多数の理論が構築されてきました。まさに理論の学問です。日本国憲法はわが国の最高法規であるとともに、基本的人権および国家の統治機構を定めた基本法です。近年その価値が問い直されている一方、新しい世界秩序の中で新たな意義をもちはじめています。

2.教育で心がけていることは?

行政法の行政行為を中心とする行政法学の基礎理論及び行政救済法を学びます。日本国憲法は、その基本原理をわかりやすく解説することで、憲法のもつ理念とその普遍的妥当性について新しい視点から考察してもらいます。いずれにせよ、基礎の基礎から説明し、学生が法学を習得する喜びを感じた上で、リーガル・マインドを身につけられるよう努めていきたいと考えています。

講師

朱 穎嬌

ZHU Yingjiao

経営学科

私の専門は憲法学、科学技術と法です。これまで、人間の尊厳に関する法理論や人権の基礎づけ理論を中心に研究してきたほか、人間の脆弱性に着目し、マイノリティや社会的弱者の権利保障のあり方についても考察を重ね…

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講師

朱 穎嬌

ZHU Yingjiao

経営学科


担当科目:
憲法
法学

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1.こんな研究やってます!

私の専門は憲法学、科学技術と法です。これまで、人間の尊厳に関する法理論や人権の基礎づけ理論を中心に研究してきたほか、人間の脆弱性に着目し、マイノリティや社会的弱者の権利保障のあり方についても考察を重ねてきました。最近では、先端科学技術の急速な発展に伴って浮上する新たな人権問題や倫理的課題に関心を広げ、テクノロジーと人間の相互関係を法的・倫理的な観点から探求しています。

2.教育で心がけていることは?

憲法は政治と深く結びついており、学生には日常生活からかけ離れたもののように感じられるかもしれません。実際、日本では若者の政治離れが指摘されており、そうした状況の中で、憲法が私たちの暮らしの根幹を支える重要な存在であることを理解してもらうことが重要だと考えています。そこで私の授業では、具体的な社会問題や時事的なテーマを取り上げながら、憲法が現実の社会とどのように関わっているのかを共に考えることを重視し、学生が社会や政治に対して主体的な関心を持てるように努めています。

講師

肖 淼

XIAO Miao

経営学科

私は財務会計論という分野のなかでも、企業会計制度について研究しております。企業会計制度は、会社の経営成績や財務状況を、どのように投資家、債権者、政府機関などの関係者に示すかを定めるしくみであり、税法や…

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講師

肖 淼

XIAO Miao

経営学科


担当科目:
財務会計論
企業結合会計論

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1.こんな研究やってます!

私は財務会計論という分野のなかでも、企業会計制度について研究しております。企業会計制度は、会社の経営成績や財務状況を、どのように投資家、債権者、政府機関などの関係者に示すかを定めるしくみであり、税法や会社法などの法律とも深く関わっています。現在は主に中国の企業会計制度を対象として、それが他の法規制とどのように関わり合いながら機能しているのか、企業や関係者にどのような影響を与えているのかを明らかにしようとしています。

2.教育で心がけていることは?

会計は一見すると数字だけの世界に思われがちですが、実際には、税金や配当、公共料金など、さまざまな経済現象や制度と関係していて、企業が社会の中でどのように活動しているのかを示す重要なしくみです。大学の授業では、会計の知識を身につけるだけでなく、社会で起きている出来事にも目を向け、それを会計の視点からどのように説明できるかを考える力を育てたいと考えています。会計を通じて、物事を多面的にとらえる視野を養うことを大切にしています。

講師

藤田 智丈

FUJITA Tomotake

経営学科

売上やコストなどの会計情報は人間の行動にどんな影響を与えるのか、また、人の望ましい行動を引き出すにはどんな制度設計が必要か、といったことを考えるのが管理会計の研究です。これに加えて、ITをビジネスシス…

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講師

藤田 智丈

FUJITA Tomotake

経営学科


担当科目:
管理会計論
管理会計特論
簿記

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1.こんな研究やってます!

売上やコストなどの会計情報は人間の行動にどんな影響を与えるのか、また、人の望ましい行動を引き出すにはどんな制度設計が必要か、といったことを考えるのが管理会計の研究です。これに加えて、ITをビジネスシステムにどう役立てるのかという課題にも興味があります。

2.教育で心がけていることは?

会計を勉強する際は、計算の背後にある理論を理解しましょう。簿記2級までは仕訳や計算式を覚えればある程度対応できますが、1級や税理士、会計士を目指すのならば、理論の理解が必須です。
また、会計は企業活動を貨幣単位で写し取るものなので、そもそもの企業活動を理解することも必要です。そのため、ゼミでは経営学を広く学んでいくこともします。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • アニメツーリズムを用いた熊本の観光産業の育成
  • 体験型観光による徳島県の地方活性化
助教

斉藤 航平

SAITO Kouhei

経営学科

助教

斉藤 航平

SAITO Kouhei

経営学科


担当科目:
経営組織論
労務管理論

観光政策学科

教授

朝水 宗彦

ASAMIZU Munehiko

観光政策学科

元々日本人の海外旅行について研究していましたが、近年では日本におけるインバウンド観光の研究が多くなりました。担当の授業科目とは異なりますが、コロナ禍における留学生の生活や地方における外国人労働者につい…

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教授

朝水 宗彦

ASAMIZU Munehiko

観光政策学科


担当科目:
観光政策概論
観光地理学

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1.こんな研究やってます!

元々日本人の海外旅行について研究していましたが、近年では日本におけるインバウンド観光の研究が多くなりました。担当の授業科目とは異なりますが、コロナ禍における留学生の生活や地方における外国人労働者についても研究しております。

2.教育で心がけていることは?

観光政策概論や観光地理学を担当しています。観光政策を教えるにあたって、思い付きだけで観光政策を行うのではなく、客観的なデータを集めることや関連した法律を知ることの重要性を伝えることに力点を置いています。観光地理では初心者向けにリーサスなど無料で使えるマッピング機能を授業で紹介しています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 空き家問題から見る日本の中古住宅市場とこれからのまちづくり
  • コンテンツツーリズムと宇部市の観光地化について
教授

武本 Timothy

TAKEMOTO Timothy

観光政策学科

ヒーローとホラーと観光行動の違いや日本人の様々な視覚的個性と独創性を、「初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。」という宗教的背景をもつ欧米と、「お天道様が見ている」という背景…

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教授

武本 Timothy

TAKEMOTO Timothy

観光政策学科


担当科目:
異文化コミュニケーション論
日本文化・宗教論
観光文化心理学
英会話

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1.こんな研究やってます!

ヒーローとホラーと観光行動の違いや日本人の様々な視覚的個性と独創性を、「初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。」という宗教的背景をもつ欧米と、「お天道様が見ている」という背景を持つ日本を文化心理学的な観点から解明することを試みています。生成AIで作成したマンガを駆使した視覚的心理尺度を開発しようとしています。日本人の(実は高い?!)ウェルビーイングを探索しています。

2.教育で心がけていることは?

観光文化心理学・日本文化宗教論・異文化コミュニケーションではできるだけ視覚教材を取り入れ、合理主義の弱点を考えさせながら、全ての授業で学生がお互いに話しあうように車座で座ってもらったりしています。英会話では、インチキ外国語・誤らせゲーム・言い当てゲーム・型稽古・くだらない会話の練習と即興ビデオ作製課題を使って英会話の流暢性を高めようとしています。ChatGPT英会話教師を取り入れる予定です。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 外国人は営業声が嫌いなのか 映像と音と流行の心理学
教授

陳 禮俊

CHEN Li-chun

観光政策学科

私は環境経済学を専門に、持続可能な社会の実現を目指した研究に取り組んでいます。特に、環境問題やエネルギー問題を「経済学のレンズ」を通して分析し、最適な解決策を探っています。例えば、「地球温暖化対策の費…

研究業績はこちら
教授

陳 禮俊

CHEN Li-chun

観光政策学科


担当科目:
エコ・ツーリズム論

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1.こんな研究やってます!

私は環境経済学を専門に、持続可能な社会の実現を目指した研究に取り組んでいます。特に、環境問題やエネルギー問題を「経済学のレンズ」を通して分析し、最適な解決策を探っています。例えば、「地球温暖化対策の費用をどう分担すれば効率的か?」、「再生可能エネルギー普及を加速させるための政策設計は?」といった、社会全体に関わる難しい問題に対し、経済学的なインセンティブ(動機づけ)の仕組みを応用して考えます。具体的には、炭素税や排出量取引などの環境政策が、企業や人々の行動、ひいては経済全体にどのような影響を与えるのかを、データ分析や数理モデルを使って検証しています。環境保全と経済発展を両立させる「Win-Win」の関係を築くための科学的な根拠(エビデンス)を示すことが、私の研究の大きなミッションです。

2.教育で心がけていることは?

学生の皆さんには、「現実社会で役立つ経済学」を身につけてほしいと願っています。そのため、私の授業では「理論」と「実務」の両方を重視しています。まず、環境経済学の基本的な理論や考え方を、基礎からしっかりと理解してもらいます。その上で、理論が現実世界でどのように応用されているのかを知るために、最新の環境政策や企業のサステナビリティ戦略といった具体的な事例を豊富に取り上げます。また、単に知識を教えるだけでなく、学生自身が「自分で考える力」を養うことを大切にしています。データ分析やディスカッションを通じて、与えられた問題を鵜呑みにせず、経済学的な視点から論理的に解決策を導き出すプロセスを体験してもらいます。教室での学びが、卒業後に社会で直面するであろう複雑な問題に対応できる実践的なスキルにつながるよう、熱意を持って指導しています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • サスティナブルな社会の実現に向けた再利用・再資源化の課題
  • スキー場における気候変動が及ぼす積雪量と入り込み客数の増減の関係
教授

西尾 建

NISHIO Tatsuru

観光政策学科

観光マーケティングの分野で、市場分析や旅行者の行動、スポーツツーリズムの研究に取り組んでいます。スポーツツーリズムでは、地域のスポーツイベントから、ラグビーワールドカップやホノルルマラソンのような国際…

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教授

西尾 建

NISHIO Tatsuru

観光政策学科


担当科目:
観光マーケティング論
ホスピタリティマネジメント

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1.こんな研究やってます!

観光マーケティングの分野で、市場分析や旅行者の行動、スポーツツーリズムの研究に取り組んでいます。スポーツツーリズムでは、地域のスポーツイベントから、ラグビーワールドカップやホノルルマラソンのような国際大会まで幅広く扱っています。 また、科研(国の研究費)を活用し、インバウンド観光の計量分析や、誰もが安心して楽しめるユニバーサルツーリズムの実現にも力を入れています。

2.教育で心がけていることは?

観光マーケティングやホスピタリティマネジメントの授業では、身近な地域や具体的な事例を出発点に、グローバルな視点で物事を考える力を育てることを大切にしています。 “Think Globally, Act Locally”の姿勢を大事にしながら、学生一人ひとりが関心を深め、ゼミでは仲間と協力しながら学び合えるような環境づくりを心がけています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • ラグビーワールドカップでの事前合宿の取り組みと社会的効果について
  • アートプロジェクト「瀬戸内国際芸術祭」における地域資源の活用について
教授

藤村 香予

FUJIMURA Kayo

観光政策学科

専門は語用論、異文化コミュニケーション論、社会言語学です。国、地域、文化が異なると人々の価値観、考え方、表現の仕方は異なり、同じ状況でもコミュニケーションの仕方やことばの使用が異なります。言語間と文化…

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教授

藤村 香予

FUJIMURA Kayo

観光政策学科


担当科目:
異文化コミュニケーション論
リーディング
時事英語

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1.こんな研究やってます!

専門は語用論、異文化コミュニケーション論、社会言語学です。国、地域、文化が異なると人々の価値観、考え方、表現の仕方は異なり、同じ状況でもコミュニケーションの仕方やことばの使用が異なります。言語間と文化間でどのような違いがあるのか、何故違うのかを、話しことばと書きことばで使われるメタディスコースマーカーを中心に分析しています。これらの違いを知ることは、円滑なコミュニケーションとお互いの理解に役立ちます。

2.教育で心がけていることは?

学生自身が演習に取り組み、理解を深め、修学に必要なスキルを伸ばすことを大切にしています。多くの演習問題に取り組み、課題を通して、価値観やことばの使用の違いを知り、異文化理解を深めていきます。各自が文献を読み込み、知識を深め、実際に使用されている様々な場所でのコミュニケーションを題材として、文化と言語・非言語コミュニケーションを分析してもらいます。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 女性雑誌化粧品広告のキャッチコピーにおける日米比較
  • 現代の絵文字使用 ~性差・文化差・絵文字のみのコミュニケーションの可能性~
教授

正宗 聡

MASAMUNE Satoshi

観光政策学科

Graham Swift や Anita Brookner といった現代の英国人作家の描いた小説を「時間」的な側面、ならびに「空間」的な側面から研究している。

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教授

正宗 聡

MASAMUNE Satoshi

観光政策学科


担当科目:
英文法

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1.こんな研究やってます!

Graham Swift や Anita Brookner といった現代の英国人作家の描いた小説を「時間」的な側面、ならびに「空間」的な側面から研究している。

2.教育で心がけていることは?

とにもかくにも、受講生が退屈しない時間を作り出すこと。

准教授

袁 麗暉

YUAN Lihui

観光政策学科

健康経済学を専門としており、経済学の理論と手法を用いて健康・医療問題を分析しています。医療資源の最適配分や政策効果の評価は、持続可能な社会づくりに不可欠です。
中国の医療(保険を含む)制度を主な研究…

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准教授

袁 麗暉

YUAN Lihui

観光政策学科


担当科目:
ヘルスツーリズム論
中国語(閲読)

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1.こんな研究やってます!

健康経済学を専門としており、経済学の理論と手法を用いて健康・医療問題を分析しています。医療資源の最適配分や政策効果の評価は、持続可能な社会づくりに不可欠です。
中国の医療(保険を含む)制度を主な研究対象とし、高齢化が進む社会における医療需要の変化や政策対応をテーマにしています。最近特に日本の介護制度に関心を持っており、アジアで最初に超高齢社会を経験した日本の取り組み(例えば介護保険制度や地域包括ケア)は、中国を含む他国の重要な参考事例になると考えています。

2.教育で心がけていることは?

学生の「学ぶ力」を育つことです。社会に出れば、与えられたカリキュラムも教科書もない中で、自ら課題を見つけ、必要な知識を獲得し続けなければなりません。大学教育では知識そのものの伝達も重要ですが、それ以上に「どのように学ぶか」というプロセスを意識させることが、生涯にわたる成長の基盤になると確信しています。具体的には、文献の批判的読解手法やフィールド調査の設計法など、自律的な学習スキルの習得に注力しています。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • スリープテックが大学生の睡眠問題に与える効果-睡眠改善を目的としてゲームアプリに着目して
  • 商店街公衆無線LANログデータ分析~商店街市場環境の活性化方針の立案~
准教授

國﨑 歩

KUNISAKI Ayumi

観光政策学科

専門はマーケティング論で、環境配慮商品の購買要因やソーシャルメディアと観光客の行動要因に関する研究を行っています。例えば、環境配慮商品を購入する消費者にはどのような特徴があるのか、何が購入する要因なの…

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准教授

國﨑 歩

KUNISAKI Ayumi

観光政策学科


担当科目:
観光メディア論

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1.こんな研究やってます!

専門はマーケティング論で、環境配慮商品の購買要因やソーシャルメディアと観光客の行動要因に関する研究を行っています。例えば、環境配慮商品を購入する消費者にはどのような特徴があるのか、何が購入する要因なのかについて分析を行っています。また、近年の情報技術の発達は観光客の行動パターン、意思決定プロセス、情報収集方法に大きな変化をもたらしており、観光とソーシャルメディアの関連性についての研究も進めています。

2.教育で心がけていることは?

なぜ、その企業はそのような戦略をとっているのかを考え、物事を様々な角度から見て、自分の立場だけではなく、多面的に考えていく力を身につけていくサポートができればと思っています。

准教授

諏訪 竜夫

SUWA Tatsuo

観光政策学科

近年は日本全国の観光地で訪日外国人を含めた観光客数が増加しています。その一方で多くの観光地ではオーバーツーリズムが懸念されています。この課題に適切に対処することで「持続観光な観光」を実現するためには環…

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准教授

諏訪 竜夫

SUWA Tatsuo

観光政策学科


担当科目:
環境経済学
観光政策評価論

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1.こんな研究やってます!

近年は日本全国の観光地で訪日外国人を含めた観光客数が増加しています。その一方で多くの観光地ではオーバーツーリズムが懸念されています。この課題に適切に対処することで「持続観光な観光」を実現するためには環境収容力を考慮した入場者数制限、入域料・宿泊税は設定が考えられます。私のこれらの政策の効果を、データに基づく計量経済学的手法で研究しています。

2.教育で心がけていることは?

私のゼミではデータ分析に基づいた研究を行います。具体的には、各自が関心を持つデータを自力で収集し、そのデータに適切な分析手法を適用することで自分の仮説を検証する方法を学びます。この一連の勉強により、自分の考えを筋道正しく、根拠に基づいて、分かり易く伝える能力の身に着け、「理論的な思考力」、「客観的な分析能力」、「説得的な表現力」という素養を駆使して、社会で活躍できるようになることを目標とします。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 変化するフェアトレード、その質と日本での可能性について
  • スポーツと開発援助
准教授

ペルラキ ディーネシュ

PERLAKY Denes

観光政策学科

1970年代、国鉄による「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンの影響により、地方の観光地を訪れる観光客が急増した。新たな観光客層として、若い女性が個人旅行を始めたことにより、この観光ブームは地域社会に…

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准教授

ペルラキ ディーネシュ

PERLAKY Denes

観光政策学科


担当科目:
観光コミュニケーション

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1.こんな研究やってます!

1970年代、国鉄による「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンの影響により、地方の観光地を訪れる観光客が急増した。新たな観光客層として、若い女性が個人旅行を始めたことにより、この観光ブームは地域社会にも多大な影響を与えた。これらの影響や変化に関する観光史およびオーバーツーリズムの研究は興味深いものである。
また、訪日外国人観光客の受け入れ環境の現状についても調査を行っている。

2.教育で心がけていることは?

学生一人ひとりの関心に応じた分野において、研究活動を丁寧に支援してまいりたいと考えております。

3.先輩はこんな卒論を書いています

  • 地方過疎化と移住者(地域おこし協力隊)
「職業会計人コース」
について
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公認会計士・税理士を目指せる
「職業会計人コース」について
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