第75回税理士試験において過去最高の合格者数


令和7(2025)年11月28日、国税庁より第75回税理士試験の合格発表がありました。本学では、平成16(2004)年の職業会計人コース開設以来、過去最多となる合格者数を叩き出すことができました。
職業会計人コース2年生の中繁亜由美さん、原さつきさん、3年生の山岡歩夢さん、4年生の北原直幸さんの4名が財務諸表論に、同コース2年生の加藤八之助さん、4年生の谷川廣洋さんの2名と、経営本科2年生の鏡山璃來さんが簿記論にそれぞれ合格しました。
さらに、職業会計人コース2年生の来山隼平さん、中岡千花子さん、山下詩瑠葉さん、山根真愛さん、若松卓真さんの5名と、経営本科4年生の玉田一樹さんが簿記論・財務諸表論の2科目に同時合格しました。
また、職業会計人コース3年生の羽原弘晃さんは法人税法に合格し3科目合格者となり、同コース4年生の芳原隆晟さんは法人税法と消費税法の2科目に同時合格し、通算4科目合格者となりました。
令和6(2024)年度より、職業会計人コースでは学生の学修環境をさらに充実させるため、会計学教員全員による集団運営体制へ移行しました。これにより、指導の質の均一化や教員間の情報共有が進み、大学として組織的に学生を支援できる体制が整いつつあります。現在は、学生一人一人にメンターとなる面談担当教員を配置し、学習計画の相談や進捗確認など、個々の状況に寄り添ったサポートを行っています。こうした個別支援により、学生が安心して学修に取り組める環境が生まれています。
また、大原学園による会計実習についても、学生が教室に集まり全員で受講する形式へと変更しました。従来の個別視聴形式では、課外活動として学生の自主性に委ねられる部分が大きく、受験勉強が孤独になりやすいという課題がありました。しかし、集団視聴方式へ移行したことで、仲間とともに学ぶ一体感が生まれ、互いに刺激し合いながら取り組めるようになりました。同じ目標を共有する学生同士が励まし合い、切磋琢磨する学習コミュニティが形成されつつあり、全員が高いモチベーションを維持したまま受験勉強を継続できています。
こうした、専門学校的な実践力と大学の学習環境の良さを両立させる取り組みが実を結び、令和7年度は過去最多の税理士試験合格者を輩出するという大きな成果につながりました。今後も、学生の成長を支える教育体制の強化と学修環境の充実を継続し、より多くの職業会計人を社会に送り出していくことを目指しています。