工学部長メッセージ
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近年、AIやIoT、ロボット技術などが急速に発展し、社会の仕組みだけでなく、私たちの暮らしや働き方も大きく変わろうとしています。一方、気候変動への適応や自然災害への備え、資源・エネルギーの確保など、解決すべき課題も増えています。こうした課題を科学技術で解決していく未来社会は「Society5.0(超スマート社会)」と呼ばれ、その実現には工学の力が欠かせません。また、SDGsがめざす持続可能な社会づくりにも、技術革新(イノベーション)を担う工学系人材が必要とされています。 山口大学工学部は1939年の創設以来、地域とともに歩み、多くの人材を社会に送り出してきました。卒業生はさまざまな分野で活躍し、技術者・研究者として高い評価を受けています。2026年4月からは、創成工学科(機械、国土・環境デザイン、化学、電気電子の4系・10コース)と建築学科(2コース)の2学科12コース体制となり、毎年410名の学生を迎えています。 本学部では、専門分野をしっかり学びながら、分野を越えて学ぶ機会を大切にしています。講義や演習に加えて、実験・実習では実際に手を動かしながら学ぶことができ、ものづくりの楽しさや技術の奥深さを体感できます。課題解決型学習(PBL)や異分野協働演習では、自分のアイデアを形にし、仲間と力を合わせて課題に取り組む経験ができます。また、データサイエンスや知的財産、外国語なども体系的に学び、社会で役立つ幅広い力を身につけることができます。こうした多様な学びを通して「考える力」「つくる力」「伝える力」をバランスよく習得できるよう、一人ひとりの成長をしっかり支えます。 山口大学工学部は、未来をつくるアイデアが生まれる「知の広場」です。暮らしをより便利に、安全に、豊かにするためのヒントがここにあり、最先端の研究に触れながら学べる環境が整っています。みなさんの日常の「気づき」や「好き」が、次の時代をつくる第一歩になります。山口大学工学部で、未来を見つめ、学び、考え、行動する力を育ててみませんか。私たちは、みなさんと一緒によりよい未来を描けることを楽しみにしています。 山口大学工学部長 |