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創成科学研究科(工学系)環境共生系専攻2年の山﨑陽生さんが令和8年度第77回中国地方技術研究会優秀賞を受賞しました
(令和8年8月26日掲載)
大学院創成科学研究科(工学系)環境共生系専攻2年の山﨑陽生さんが、2026年8月19日~20日に、国土交通省中国地方整備局にて開催された令和8年度第77回中国地方技術研究会において、新技術部門で優秀賞を受賞しました。この技術研究会は、中国地方整備局、国土交通省関係団体、県、市及び学術研究機関等が所掌する建設技術に関して、建設技術の向上とその普及を図ることを目的として開催されています。
対象となった発表題目は「江の川土師ダム下流におけるオオカナダモ繁茂推定及び優先対策箇所の検討」です。近年、外来沈水植物であるオオカナダモの異常繁茂による、アユの餌となる付着性藻類の生育阻害や河川景観の悪化などが問題となっています。このような状況下、山﨑さんの研究では、UAV空撮画像と深層学習を用いた「オオカナダモ繁茂推定モデル」と、環境DNA分析を用いた「アユの空間分布推定モデル」を構築しました。
山﨑さんはこのモデルを用いて、オオカナダモの繁茂ポテンシャルとアユの生物量ポテンシャルを重ね合わせることで、優先的に対策を講じるべき区間を定量的に評価しました。この研究は、外来沈水植物の効率的な駆除・管理と生態系保全の両立を図る重要な成果であり、今後の河川環境保全への貢献が期待されます。
受賞にあたり山﨑さんは、「身に余る賞をいただき、大変光栄です。生態系に配慮した効率的な河川管理を進めていく上で、本研究のように外来種の繁茂や水産有用種の分布状況を捉え、対策立案を図ることが有効であると考えております。今後は、ご指導いただいた先生やご協力頂いた全ての方への感謝を忘れず、研究をさらに発展させてまいります」と述べています。
山﨑さんのますますの活躍を期待するとともに、本学は今後も学生の研究活動の支援に努めてまいります。
