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大学院創成科学研究科(工学系)化学系分野の鬼村謙二郎教授が2026年度中国・四国工学教育協会賞を受賞しました

(令和8年8月28日掲載)

 

 2026年7月15日、大学院創成科学研究科(工学系)化学系分野の鬼村謙二郎教授が、2026年度中国・四国工学教育協会賞を受賞しました。
 本賞は、中国・四国工学教育協会が授与するもので、工学・工学教育に対する創意工夫・努力を評価し、奨励することを目的としています。
 鬼村教授は、10年以上にわたり、最先端の科学技術を次世代の小中高校生に伝える普及・啓発活動を継続的に行っています。その活動は、単なる知識の伝達に留まらず、知的好奇心の醸成から具体的な工学人材の輩出に至るまで、極めて高い教育的成果を上げています。鬼村教授は、自らの実体験である「実験の楽しさ」を基盤とし、子どもたちが試行錯誤を通じて科学の不思議さを体感し、将来の科学者・技術者を目指す強い動機付けを提供することを一貫した目的としてきました。具体的な取り組みは、多角的かつ大規模であり、2017年には「おもしろワクワク化学の世界 -’17 山口化学展」の実行委員長を務め、3日間で約3,500名もの来場者を集めるなど、地域社会における化学・工学への関心を飛躍的に高めることに貢献しました。また、2012年に白川英樹博士、2019年には大村智博士といったノーベル賞受賞者の講演会を山口県内で企画・実施し、地域の子どもたちに世界最高峰の知見に触れる貴重な機会を創出しています。さらに2027年6月に開催予定の2025年ノーベル化学賞を受賞された北川進博士特別講演会にも携わっています。今回の受賞は、こうした地域社会と連携した先駆的な科学教育の実践と次世代工学人材育成への多大な貢献が高く評価されたものです。
 また表彰式においては、昨年度同賞を受賞した山口大学工学部附属社会基盤マネジメント教育研究センター長の吉武勇教授が「社会基盤メンテナンスエキスパート(ME山口) -インフラメンテナンス技術者のリカレント教育の取組み-」という演題で基調講演を行いました。
 本学は、この受賞を機に、今後もこのような地域貢献や未来の科学系人材の育成に尽力してまいります。

 

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