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大学院創成科学研究科環境共生系専攻の福丸大智さんが応用生態工学会第26回全国大会京都大会において優秀口頭発表賞を受賞しました

(令和5年10月5日掲載)

 

 2023年9月20日(水)~23日(土)に京都大学宇治キャンパスで開催された応用生態工学会第26回研究発表会において、大学院創成科学研究科環境共生系専攻博士後期課程1年の福丸大智さん(赤松研究室)が優秀口頭発表賞を受賞しました。
 受賞題目は、「河川水温モデルを用いた気候変動が流域スケールの水温に及ぼす影響に関する検討」で、流域一体的に河川水温の予測を可能とする河川水温モデルを高津川流域に適用し、気候変動に伴う河川水温の将来予測を実施するとともに、水温の上昇が水生生物に及ぼす影響に関する検討も実施しました。本発表において、高津川流域で将来的に水温が最大6℃程度上昇する区間が予測されたことや、水温上昇に伴う魚類の生息域の縮小や産卵時期の遅れ、外来沈水植物の異常繁茂など様々な影響が示唆されたことについても報告し、この度の受賞に至りました。
 受賞に関して福丸さんは、「このように研究が評価され、大変光栄であります。本研究を進めるにあたり、ご指導頂いた先生方やご協力頂いた方々への感謝の気持ちを忘れず、これからも研究に鋭意取り組んで参ります」と述べています。
 福丸さんのますますの活躍を期待するとともに、本学は今後も学生の研究活動の支援に努めてまいります。



受賞者の福丸大智さん

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