慶進高等学校の生徒が工学部を見学に訪れました

（令和5年12月19日掲載）

　令和５年１２月６日（水）、慶進高等学校１年生１４名が工学部を見学に訪れました。はじめに、知能情報工学分野の瀧本　浩一准教授から、理学と工学の違いや学問分野、各学科紹介、研究室紹介及び進路について等、工学部についての紹介がされました。
　次に、循環環境工学分野の隅本　倫徳准教授による「コンピュータで行う科学実験」の模擬講義が行われました。講義の中では、実際に実験を行わなくても、コンピュータの中で分子の計算を行い、化学物質の物性評価を行う「計算化学」について説明がされました。模擬講義の後は同分野の研究室を訪れ、研究室の学生からパソコン内の分子モデル見本の操作の説明を受けました。
　昼食は福利厚生棟の食堂を利用いただき、新しくできたベーカリーショップも訪れて、生徒からは「焼きたてがすぐ食べられるのはおいしいし、便利」との声がありました。午後からの同高等学校出身の大学院生との懇談会では、助言に対し生徒たちは真摯な姿勢で傾聴していました。その後、図書館スタッフによる案内で、図書館・学術資料展示館・カフェを見学しました。改修された図書館の設備をはじめ、工学部ならではの専門的な本や資料を見て回りました。
　短い時間ではありましたが、講義や見学を通して大学の雰囲気を体験していただき、工学部への関心を深めていただきました。

関連リンク
・大学見学（工学部）の申し込みについて
https://www.yamaguchi-u.ac.jp/eng/public_relations/field_trip/index.html