令和5年11月29日（水）、本学の国際交流協定校である米国の北アリゾナ大学からシニアコーディネーターのメリンダ・マーコート氏が本学を表敬訪問されました。訪問は2日間にわたって行われ、石井国際連携担当副学長への表敬訪問や関係学部との懇談、日本語授業の視察等が実施されました。工学部においては、同日の午後に工学部国際交流支援室との懇談会、工学教育研究センターとの懇談会が行われました。
　国際交流支援室との懇談会では、本学工学部からは河村　圭国際交流支援室長（知能情報工学分野・教授）、MACADRE ARNAUD PAUL ALAIN機械工学分野・准教授、MD. AZIZUL MOQSUD　社会建設工学分野・准教授、小松　隆一応用化学分野・教授、村田　英一電気電子工学分野・教授、黒川　陽太知能情報工学分野・助教、山田　和彦感性デザイン分野・教授、石田　恭子総務企画課長、藤田　泰子学務課長、松永　愛総務企画課総務企画係長が出席し、河村国際交流支援室長から歓迎の挨拶があった後、マーコート氏から挨拶と北アリゾナ大学の概要説明が行われました。その後、本学工学部教員が、各学科の概要について発表し、今後の学生交流における連携の可能性を協議しました。本学の教員からは北アリゾナ大学の学生の日本語レベル、受入の際に本学側に求められること等に関する質問がなされました。
　国際交流支援室との懇談会の後は工学教育研究センターとの懇談会が実施され、森　啓年工学教育研究センター海外派遣支援室長（社会建設工学分野・准教授）、山田　知沙工学教育研究センター海外派遣支援室員（総合技術部技術企画課・グループ長）が出席し、語学研修における連携について協議を行いました。
　北アリゾナ大学は、令和3年度に文部科学省国際業務研修（国際教育交流担当職員長期研修プログラム）で米国ケント州立大学派遣中であった松永係長の調整により締結した国際交流協定校であり、第一期の交換留学生の派遣が始まったところです。今回の訪問は、工学部について理解を深めていただくと同時に、研究者交流・学生交流の可能性を広げる良い機会となりました。「明日の山口大学ビジョン2030」に掲げるダイバーシティキャンパスの創造に寄与すべく、北アリゾナ大学との連携が一層深まるよう、さらなる協議を進めてまいります。

• 工学部国際交流支援室委員との懇談
• 北アリゾナ大学　メリンダ・マーコート氏

• 工学部各学科からのプレゼンテーション
• 河村国際交流支援室長より記念品贈呈

工学教育研究センターとの懇談