7月25日（木）に、大学間国際交流協定を締結している韓国・忠北大学において、第7回ジョイントセミナーを開催しました。「エネルギーと環境」をテーマに開催された本セミナーに、本学工学部からは、鵤心治工学部副学部長、宋俊煥国際交流支援室長、山本浩一教授、中山雅晴教授、家永紘一郎准教授、松永愛総務企画係長が出席しました。両大学の教員からはそれぞれの研究分野についての発表が行われ、聴講した忠北大学の学生にとっては、先端研究を学ぶ機会となるとともに、参加した両大学の教員にとっては、お互いの研究について理解を深める場となりました。

また、セミナーに先駆けて、山口大学の一行は、7月24日（水）午後にチョン・セウン工学部長を、25日（木）午前にコ・チャンソプ総長を表敬訪問しました。コ総長との懇談では、同氏が電気情報学部長だった2016年に部局間協定が締結され、その後、大学間協定締結に至った両大学間の交流の歴史を振り返り、コ総長からは「20年以上に亘って連携を続け、毎年セミナーや学生交流のイベントを実施することが簡単ではないことを理解している。継続的に交流を行っていることについて、大変素晴らしいと感じている」とのコメントがありました。また、学生の大学院進学率や就職活動にも話が及び、日韓の大学を取り巻く状況の違いについても意見交換が行われました。その後行われたチョン工学部長との懇談においても、日韓の工学系分野の研究や教育を取り巻く状況の違いについて話題が及び、活発な意見交換が行われました。

本ジョイントセミナーは毎年両大学持ち回りで開催していますが、来年度は本学工学部にて開催予定です。本学と忠北大学との交流が継続的に発展するよう、工学部においては、引き続き研究交流を促進してまいります。

• コ総長との懇談の様子
• コ総長との記念撮影

• チョン工学部長表敬訪問
• 鵤副学部長の挨拶

• 家永准教授のプレゼン
• 工学部関係者記念撮影