山口大学工学部 工学部

トピックス

「アジア低炭素技術・イノベーション大会 低炭素社会のための若手研究者を主体とする日中韓科学技術フォーラム2024」にて、創成科学研究科西形孝司教授(若手先進)が日本代表の一人として招待されました

(令和6年11月28日掲載)

 

 
2024111516日に、中国大連にて、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、中国環境科学学会 (CSES)、大韓環境工学会(KSEE)が主催する日中韓国際共同フォーラム「アジア低炭素技術・イノベーション大会 低炭素社会のための若手研究者を主体とする日中韓科学技術フォーラム2024」が開催されました。本フォーラムは、迫りくる環境問題に対応するために、日本、中国、韓国で活躍する若手科学者が一堂に会し、英知を集めることを目的としております。本学からは創成科学研究科の西形孝司教授(若手先進)が日本代表の一人として、低炭素化技術に関する研究発表及びパネルディスカッションに招待されました。西形教授は、簡単なケミカルリサイクルを実現する次世代プラスチックの技術開発に関する研究で、科学技術振興機構(JST)戦略的創造推進事業「ALCA Next」及び、環境再生保全機構(ERCA)ミディアムファンディングに代表として採択されています。本技術は、次世代低炭素化を実現する要となる事業であることから、主催者である「中国環境科学学会」より日本側代表として招待されました。
 本フォーラムでは、各分野から地球温暖化の原因と推測されている二酸化炭素の状況と新技術に関する議論が行われました。この解決には、一つの学術分野だけでは不可能であり、理学、工学、経済学、政府組織など幅広い分野の協力が欠かせません。2日間にわたる議論で、各国の協力と、今後の低炭素化技術を産学分野で加速することを確認し、閉会しました。
 今回の西形教授の本フォーラムへの参加は、山口大学から発信する世界と伍する技術開発を広めた第一歩となるもので、今後の活躍が期待されます。

 



会議名:アジア低炭素技術・イノベーション大会 低炭素社会のための若手研究者を主体とする日中韓科学技術フォーラム2024

日程:令和6年1115日(金)~11月16日(土)

会場:中国遼寧省大連市 新世界ホテル

主催:科学技術振興機構、中国環境科学学会、大韓環境工学会

 

山口大学グリーン社会推進研究会HP

https://ds0n.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~yu_green/archives/1094/

Copyright © 山口大学工学部. All Rights Reserved.
TOP