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大学院創成科学研究科電気電子情報系専攻の安井拓光さんが、日本オペレーションズ・リサーチ学会中国・四国支部において中国四国支部長賞を受賞しました

(令和7年4月15日掲載)

 

 大学院創成科学研究科電気電子情報系専攻の安井拓光さんが、日本オペレーションズ・リサーチ学会中国・四国支部において中国四国支部長賞を受賞しました。本賞は、卒業論文もしくは修士論文の内容がオペレーションズ・リサーチの研究として表彰に値すると認められる者に授与され、令和6年度は中国四国地方の大学から5名が表彰されました。
 オペレーションズ・リサーチとは、数理モデル等により、様々な問題・計画を科学的に解決する研究分野です。対象となった修士論文題目は「確率微分方程式に基づくSRGMを教師信号とした深層学習を用いたOSS信頼性評価法とその応用」で、オペレーションズ・リサーチの中の信頼性分野を対象としており、OSSのバグトラッキングシステム上の大規模フォールトデータに対して、既存の確率モデルを教師信号とした深層学習に基づく信頼性評価法の適用可能性について詳細に議論しました。特に、様々な観点からの感度分析結果を示すことで、提案手法の実利用上における適用可能性について考察しました。
 安井さんは、研究活動において優れた成果を挙げており、ますますの活躍が期待されます。本学は今後も学生の研究活動の支援に努めてまいります。

 

                               受賞者の安井拓光さん

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