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令和6年度工学系数学統一試験の表彰式を開催しました
(令和7年4月16日掲載)
令和6年度工学系数学統一試験(EMaT、令和6年12月14日(土)実施)の成績優秀者に対する表彰式が3月7日(金)に工学部で挙行されました。本年度のEMaTは全国で1,384名、本学では296名が受験しました。表彰には優秀賞(総合成績が極めて優秀)、進歩賞(前年度に比べて総得点が大幅に上昇)、敢闘賞(当該分野(微分積分、線形代数、常微分方程式、確率・統計)での成績が良好)があり、本年度はそれぞれ6名、1名、18名の学生が授賞しました。山田工学部長から一人ひとりに表彰状と副賞が手渡されたあと、激励の言葉として「これまでは数学の問題を解くということが大事でしたが、これから卒論や修論を進めるにあたって、式をたてるとか、解いた結果を解釈するということが重要になります。」というお話をファラデーの電磁誘導の法則を例に挙げて紹介されました。EMaTは、山口大学と広島大学により平成17~20年度の文部科学省特色GPの事業としてスタートし、その後も共同で全国の大学・高専に呼びかけて毎年実施しているものです。山口大学では数学が工学教育の実質化に果たす役割の重要性に鑑み、この試験結果を工学系大学院入試における数学の点数に換算する仕組みを設けています。