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大学院創成科学研究科(工学系)応用化学分野の鬼村謙二郎教授が防府青少年科学館ソラールにてサイエンスアカデミー2025を開催しました
(令和7年9月2日掲載)
2025年7月26日(土)に、大学院創成科学研究科(工学系)応用化学分野の鬼村謙二郎教授が、防府青少年科学館ソラール(以下、「ソラール」)にて、サイエンスアカデミー2025を実施しました。このサイエンスアカデミーは、ソラールが7月26日から8月17日までの期間、ものづくりや実験、観察等の講座を日替わりで実施する夏の恒例イベントです。今年も、ソラールのボランティアや大学、博物館等の教員、企業の技術者等が講師となり40以上の講座が日替わりで開催されました。
鬼村教授の講義は、「厚紙で箱型カメラをつくろう」で、定員を大きく上回った申込者の中から抽選で選ばれた小学生が参加しました(午前中17名、午後18名)。同講座では厚紙、レンズ、トレーシングペーパー、日光写真等を使って箱型カメラを作成しました。日常的にはスマートフォンを使った撮影が一般的ですが、子どもたちは箱型カメラの筒の長さを調節することでピントが合うことや、トレーシングペーパー上に映った像が上下左右反対であることに強い関心を示していました。また、子どもたちは箱型カメラのレンズを倍率の違うレンズに交換すると、望遠カメラになることに驚いており、この体験は大変好評でした。
本学は今後もこのような地域貢献や未来の科学系人材の育成に尽力してまいります。
防府青少年科学館ソラールでのサイエンスアカデミー2025の様子(2025年7月26日)