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創成科学研究科環境共生系専攻3年の福丸大智さんが、第2回九州圏水工学研究会で優秀賞を受賞しました

(令和7年9月9日掲載)

 大学院創成科学研究科環境共生系専攻博士後期課程3年の福丸大智さん(流域環境学研究室)が、2025年9月1日(月)・2日(火)に開催された第2回九州圏水工学研究会において、優秀賞を受賞しました。
 受賞対象となった発表題目は「地表水と地下水を統合した流域水・熱収支一体解析モデルの開発」です。
 福丸さんが開発した数値シミュレーションモデルは、地表水、地下水、河川水の流れに加えて、河川水温の変化も予測できる点が大きな特徴です。このモデルは、島根県を流れる一級河川である高津川流域での有用性が示されました。今回の受賞について福丸さんは、「身に余る賞を頂き、大変光栄であります。治水と環境が両立した健全な流域圏創成が求められる現代において、水質や生態系にとって重要な水温を流域網羅的に予測可能な本モデルは、非常に重要と考えております。モデル開発にあたり、指導教員をはじめとした数々の方と議論しては改良を重ねてきた結果が、今回の賞に結び付いたものと考えています。関係したすべての方々に謝意を申し上げます」と述べています。
福丸さんのますますの活躍を期待するとともに、本学は今後も学生の研究活動の支援に努めてまいります。

 

 

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