山口大学工学部 工学部

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エラスムス教員交流:ポルトガル・アルガルヴェ大学のLuís Miguel Nune教授による特別講義が行われました

(令和7年10月1日掲載)

 山口大学工学部は、2025630日から74日までの5日間、エラスムス教員交流プログラムの一環として、ポルトガルのアルガルヴェ大学からLuís Miguel Nunes教授を招聘し、特別講義が行われました。。
 特別講義は「環境リスク評価」を主要テーマとして行われました。講義では、環境リスク管理の概念や基本原則、一般的なツールの紹介から始まり、リスク管理モデリングの理解とその応用や、リスクコミュニケーションの重要性についても取り上げられました。座学に加えて、日本人が主食としているコメに含まれるヒ素の健康被害の推定や、健康リスク低減に向けた提案を例としたExcelをつかった演習も実施されました。講義では、Nunes教授と本学の教員、学生との間で、活発な質疑応答が行われ、理解を深める貴重な機会となりました。
 今回の交流の目的は、ティーチング方法や工学系学位プログラムの作成・運営に関する知見を交換することに加え、環境中の汚染物質による環境リスク評価における特定研究プロジェクトの推進、学術協力の強化等にあります。この交流プログラムを通じて、アルガルヴェ大学と山口大学間の連携強化、そして教育・指導能力の向上といった成果が期待されています。

 本学は、今後もこのような国際的な交流を積極的に推進し、教育・研究の活性化とグローバルな人材育成に貢献してまいります。

 

 

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