山口大学医学部 医学部

国立5大学による包括連携協定を締結

 このたび本学医学部は、急速な高齢化と少子化が進行する日本社会の課題に対応するため、秋田大学医学部、香川大学医学部、旭川医科大学、鳥取大学医学部の国立5大学と包括連携協定を締結し、新たな医療研究ネットワーク「Alliance 5 (アライアンスファイブ)」を結成しました。
 令和7年8月1日に東京都内で記者会見を行い、この取り組みと今後の可能性について報道機関等へ紹介しました。
 このネットワークでは、AIなどの最先端技術を活用し、臨床データや解析技術を共有できる全国規模の研究基盤を構築し、難治性疾患や希少疾患、加齢関連疾患の研究を推進します。この協定により従来は単独の大学や地域では困難だった大規模な症例集積やデータの比較解析が可能となり、新たな治療法、予防法、診断方法の開発が大きく前進することが期待されます。
 全国でも類のない、統合医科大学のモデルを全国に先駆けて確立することにより、医師の働き方改革で懸念される研究力の低下を克服し、地域医療の質向上と“幸齢社会”の実現を図ります。
 記者会見には、山口大学の谷澤幸生学長と田邉剛医学部長をはじめ、各大学の代表者が出席し、今後の抱負などを語りました。


(左から)羽渕秋田大学医学部長、西山香川大学医学部長、谷澤山口大学長、
田邉山口大学医学部長、西川旭川医科大学学長、永島鳥取大学医学部長

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