通信理論研究
教員:野﨑 隆之 准教授
通信・記録システムを支える誤り訂正符号
インターネットで 動画を見るときに動きがカクカクすることがありませんか? この現象は通信の途中でデータの一部が消えたり誤ったりすることが原因です。消えたデータや 誤ったデータを元に戻す方法のひとつが「誤り訂正符号」です。誤り訂正符号はデータを送ったり保存する際に広く利用されています。例えば、右のQRコード の一部を指で覆ってもデータの読み込みができるのは誤り訂正符号のおかげです。この研究室では高性能な誤り訂正符号の開発やその性能の理論的解析をしてい ます。さらには誤り訂正符号の技術を応用したネットワークシステムの構築や暗号システムの考案をしています。また通信システムに関する理論的な研究もして います。