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機械学習・知覚

教員:韓 先花 准教授

人間の視覚や脳の情報処理を模倣できる人工知能システムの創出

近年、デジタルカメラ等の情報端末やWWW 上等のネットワークの普及に伴い、従来とは比較にならないほど膨大な画像、マルチメディア情報が流通している。この膨大な数のデータの中から、利用者にとって最も適した情報のみを的確に提供し、活用できるような技術が求められている。本研究室ではこのような実世界に溢れている膨大なデータを対象に人間の視覚や脳の情報処理プロセスを工学的に模倣できる数理モデルや機械学習基礎技術を開発し、観測データから本質的な構造や新しい知見を発見できる高い人工知能システムの創出を目指す。その具体的な研究例として、1)先端的機械学習法により計算機に人間のような極めて柔軟かつ信頼性の高い画像認識・理解システムの開発;2)センサーで得られた低解像度の画像から機械学習技術を用いた高解像度(高精細)画像を生成し、ユーザにより有用な情報の提供;3)人工知能技術を医療分野に応用し、知能化医療診断・治療支援システムの開発。このような人工知能分野における基礎・応用研究を通して機械の知能化・人間生活の利便性に貢献できると考えられる。

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