七村守氏への紺綬褒章伝達式が挙行されました

　山口大学卒業生で本学理事である株式会社セプテーニ・ホールディングス名誉会長 七村守氏が、本学へご寄附をされた功績により、昨年10月に紺綬褒章を授与されました。紺綬褒章とは、公益のために多額な私財をご寄附いただいた方を国として表彰するもので、そのご厚情に感謝の意を表し、2月21日（月）に、本学で伝達式を挙行しました。
　始めに岡正朗学長から、紺綬褒章の褒章記、勲章及び木杯を七村氏に手渡され、その後多額のご寄附をいただき多くの学生が助けられていることに対する感謝の意が述べられました。続いて七村氏から、学生時代のお話しと共に、母校である山口大学へ支援の機会をいただけたことを嬉しく思う、また七村奨学生の中から、第2、第3の寄附者が出ることで、山口大学の学生のための奨学金支援が継続されていくことを期待しているとのご挨拶がありました。
　七村氏は、経済的に困窮している学生が勉学に専念し、卒業まで安心して修学できるよう支援したいという志で、平成28年に返還を必要としない給付型の奨学金「七村奨学金」を創設されました。これまでに55名の学生に支援いただいており、そのうち16名の奨学生が卒業し、新たな人生を歩んでいます。

• 左から 七村守理事、岡正朗学長