国立大学法人 山口大学

本学への寄付

第5回「学生と学長との懇談会(YYトーク)」を開催しました!

 

 令和5年12月7日(木)、本年度末に卒業を控えた吉田キャンパス7学部(人文学部・教育学部・経済学部・理学部・農学部・共同獣医学部・国際総合科学部)の学生を迎え、谷澤幸生学長の合計8名による懇談会(通称:YYトーク)を開催しました。
 この懇談会は、谷澤学長の発案により企画されたもので、学生の視点からの本学の魅力などについて、学生と学長が率直な意見交換を行い、本学が取り組むべき内容の検討、学生生活の改善・充実等に役立てることを目的としています。
 最初に谷澤学長から自己紹介が行われ、続いて参加した学生から所属学部・学科、出身地、卒業後の進路、在学中に主に学んだことなどの自己紹介がありました。
 その後、学生生活の振り返りを踏まえ、自由闊達な意見交換が行われました。参加学生からは、「一日を通して自習が可能な場所が所属学部内にないため、いつでも自習できる場所を設けたり総合図書館の利用を24時間体制にしてほしい」「学部内の居室の冷暖房がタイマーで切れるため、冷暖房が自由に使える環境がほしい」「Webメールや修学支援システムがダウンしてしまうことがよくあるため、その点を改善してほしい」「特別待遇学生について、授業料を全額免除にしてほしい」「カリキュラム変更により、一度受講した科目は受講できないようになっているが、専門性を高めるために再度受講できるようにしてほしい」などの意見が出されました。
 続けて、「夢を語る」をメインテーマとして、「社会人になった後、学生生活を支えてくれた親に恩返しがしたい」「実験が好きなので、アカデミックな世界の道を進みたい」「日本一周の釣りの旅がしたい」「日本国内の様々な地域で働くことや、留学先に関連した地域に関わることがあると嬉しい」「貴重な仲間に出会えたので、年齢を重ねた後にその仲間と今と変わらずに楽しい時間を過ごしたい」「楽しいと思うことができる仕事に就きたい」「将来は地元で起業することを実現したい」「生徒とのコミュニケーションや生徒の考え方を大切にし、またICTを活用した学習を行うなど、時代の潮流に乗ることができる教員になりたい」「自分の研究分野の重要性を世の中に伝えることができる人間になりたい」など、将来のビジョンに関することが語られました。これらの学生からの意見に対して、谷澤学長からは、「目標に向かって努力する志が大切である」「学生の皆さんの将来に大いに期待している」などの発言がありました。
 卒業後に就職をする学生にとっては社会人となった後に実現したい夢の再確認の機会、また、大学院進学者にとっては自身の知識の深化などのために何をすべきかを考える機会として、非常に有意義な懇談会となりました。意見交換の後には、谷澤学長を囲んで参加学生との集合写真の撮影が行われ、和やかな雰囲気の中で懇談会は終了しました。
 卒業を間近に控えた学生の活躍を祈念するとともに、今後も学生から教育研究活動や学生生活支援などに関する率直な意見を聞き、大学の発展に活かすことができる有益な情報を得ることで、より良い大学づくりに努めてまいります。

 

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