国立大学法人 山口大学

本学への寄付

創成科学研究科 修士課程 山口大学・カセサート大学国際連携農学生命科学専攻

 

 山口大学大学院創成科学研究科山口大学・カセサート大学国際連携農学生命科学専攻は、農学・生命科学分野の専門的知識・技術を持ち、熱帯性環境生物資源を対象とする研究や異文化体験により、先端的技術や研究能力、東南アジア諸国の生物資源に対する理解を備え、国際的視点に立って新しい時代を牽引することのできる先導的・指導的なグローバル人材を育成するため、以下の方針に沿って、教育課程を編成します。

教育課程・教育内容

  1. 本学における中高温機能性微生物開発研究や人工光型植物工場などの次世代農業技術開発研究を生かし、熱帯性環境生物資源を活用する知識・技術を修得する。(DP2)
  2. カセサート大学のフィールドをはじめとする施設・設備を活用し、熱帯性環境生物資源の利用開発に関する知識を深める。(DP1)
  3. 英語を共通語としたコミュニケーションを円滑に行うため、専門用語を含む語学力の向上を図る。(DP3、DP4)
  4. 両国において授業を履修し、研究指導を受けることで国際的視野を涵養すると共に、成果を発表することにより、国際学会等での研究発表を可能とするようなプレゼンテーション能力を身につける。(DP3、DP4)

教育方法

  1. 本専攻における授業のうち、専攻基盤科目(カセサート大学を主大学とする学生が履修する科目)、共同開設科目、集中講義及び海外研究プロジェクトは英語で実施する。
  2. 本学が開設する授業科目については、本学の教員が責任をもって実施し、その指導内容や履修状況についてカセサート大学の指導教員と共有する。
  3. カセサート大学が開設する授業科目については、カセサート大学の教員が責任をもって実施し、その指導内容や履修状況について本学の指導教員と共有する。
  4. 両大学共同で開設する授業科目については、TV会議、E-mail等の活用や、直接面会する機会を通じて、両大学の指導教員が連携して実施する。

学修成果の評価

  1. 両大学は、達成すべき評価基準を明確にし、履修要項もしくはシラバスに記載するとともにホームページ等により周知する。また両大学の教員は、相互に学生の成績を確認するなど、透明性と客観性を確実にすることによって、厳格な成績評価を行う。
  2. 本専攻の各授業科目は、授業科目を開設する大学の担当教員が成績評価及び単位認定を行う。ただし、共同開設科目は、両大学の担当教員が協議の上、成績評価及び単位認定を行う。
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