国立大学法人 山口大学

本学への寄付

教育学部 学校教育教員養成課程 特別支援教育コース

 

 山口大学教育学部学校教育教員養成課程特別支援教育コースでは、特別支援教育の充実と発展のために「行動観察、論理的思考、課題解決(問題解決)、関係者との連携が可能な教員」を養成することを目的としています。所定の期間在学し、必要な単位を修得した上で、本コースの人材養成目的に適う、次の知識や資質能力を身に付けた学生に「学士(教育学)」の学位を授与します。

1.子どもへの教育的愛情と熱意

  • 特別なニーズを有する幼児児童生徒を含む、すべての子どもに対して、教育的な愛情と熱意を有しています。

2.教育基盤力

  • 教育の理念・教職の意義を理解しています。
  • 特別支援教育と、小学校教育または中学校教育に関する基礎的な知識と実践力を有しています。
  • 特別支援教育を含む教育全体における現代的課題に対して主体的に取り組むことができます。
  • 幼小中高の接続性を踏まえた特別支援教育を実践するための基礎的な素養を有しています。
  • 特別なニーズを有する幼児児童生徒に対する支援や指導に関する基礎的な技術を修得しています。

3.観察力、論理的思考力及び課題解決力(問題解決力)

  • 特別なニーズを有する幼児児童生徒が示す特性を多面的に捉え、客観的かつ論理的に分析することができます。
  • 上記の分析結果と、子どもたちを取り囲む環境との相互作用を踏まえ、実践的な支援や指導方法を選択するための基礎的な思考力を有しています。
  • 学校教育に関連した様々な現代的課題を発見した上で、解決に必要な知識や情報の収集及び分析を行い、その課題に着手する能力を身に付けています。

4.コミュニケーション能力

  • 他者と円滑にコミュニケーションを図ることができ、連携・協働して特別なニーズを有する幼児児童生徒が示す様々な課題の解決を推進することができます。
  • 特別支援教育に関連する現代的課題や研究について議論するためのコミュニケーション能力を有しています。

5.教員として求められる資質能力

 以下の1~4に挙げた事項に関する教員としての資質能力を自らふりかえり、向上させていく姿勢を身に付けています。

  1. 使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項
  2. 社会性や対人関係能力に関する事項
  3. 幼児・児童・生徒理解に関する事項
  4. 教科等の指導に関する事項
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